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軽自動車からキャンピングカー、スクーターまでが富士スピードウェイを爆走!

世界初! 富士スピードウェイが痛車で渋滞!【前編】

2009年03月17日 20時00分更新

文● 末岡大祐/Webアキバ編集部 写真協力/グッドスマイルレーシング

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痛車が富士スピードウェイをジャック!

 これまで、ASCII.jpでもイベント告知を行なってきた、「FUJI SPEEDWAY MOTOR SPORTS DREAM 2009」(以下、FMD)が15日に開催された。富士スピードウェイ(以下、FSW)を開放し、モータースポーツに関する様々なイベントを1日中楽しめるという、いわばFSWの感謝祭である。今年のFMDでは、特別に痛車枠が用意されることになっていた。イベントの目玉はたくさんあるが、ASCII.jpでは痛車にクローズアップしてイベントレポートをお届けしよう。

富士山と痛車のコントラストが眩しい

 FMDではオフ会会場として、様々なオーナーズクラブに駐車場を開放しており、痛車のエリアはどこになるのだろうと思っていたら、なんと会場で一番広いイベント広場を与えられたのである。ここはメインスタンドの裏側で、SUPER GTなどの大型レースのときは各メーカーの物販ブースや飲食店が並べられるところだ。パドック側へのトンネルもあり、コース内のアクセスもいい。こんな一等地が痛車専用に用意されたのだから、FSW側の本気度がわかる。

天候に恵まれ、最高のイベント日和

 イベント当日は、富士山がハッキリ見えるほどの快晴であった。去年、季節外れの暴風雨に悩まされたというのがウソのようである。痛車のパレードランは15:30からだったので、みんな昼過ぎくらいに来るのかと思っていのだが、ゲートオープンの7:30前に、すでに多くの痛車がFSW東ゲート前に並んでいた。

選手入場! とアナウンスしたくなるくらい、続々と痛車が入ってくる

なんと、キャンピングカーの痛車! インパクトは強烈!

 オープンしたイベント広場は、白線が引かれているものの、停め方の指示はナシ。要するに、この広場を好きに使って遊んでね! ということである。最初は皆、普通に停めていたが、そのことがわかると、思い思いに停め始めていた。扇状に並べたり、同作品で集まったり、ほとんど真横を向けたり……。オーディオアピールもOKということで、巨大なスピーカーやウーハーを積んだ痛車たちが思い思いの音楽を流していた。とにかく、フリーダムかつカオスな空間となっていたのは間違いない。

 ブース出展は、グッドスマイルレーシング、イース・コーポレーション、平成いちにのさん商店の3つ。グッドスマイルレーシングでは、ファントムコルベットやウサヴィッチミニ、カオスヘッドノアエスティマ&コペン、ミクBMW M5をデモカーとして展示し、ミクやリン・レンの交通安全お守りを販売していた。イース・コーポレーションでは、俺翼プレリュード、ミクカマロ、そしてオーディオ専用のデモカーを展示、ブースの前にはボーカロイド系痛車軍団が集まっていた。平成いちにのさん商店では、彼女たちが入浴剤などを売り、ときにはメイドに扮してお客さんを楽しませていた。また急遽、オーナーさんのご厚意で、平成いちにのさん商店のデモカーとして、メロンブックスミニを置いていただいた。

様々なイベントに出没しているメロンブックスミニ。オーナーさんに交渉して、平成いちにのさん商店のデモカーとして展示してもらいました(ブース前が寂しかったので)。ASCII.jpのステッカーも貼ってもらったり……。エアサスで車高が上下するのは便利でカッコイイ!

 日曜日で快晴だったこともあり、家族連れのお客さんが多かったのも特徴だ。ヤッターマンショーなどを見たあとに立ち寄った子供たちは、痛車を見ても痛いと思わないらしく、痛車の前で嬉々として写真を撮っていた。初音ミクや西又氏のイラストが子供には人気だったようだ。また、これまで痛車を見たことがなかった人たちも、わざわざイベント広場に足を運び、初めて見る痛車に「いや、ほんとスゴイですね……」と圧倒されていた。

(次のページへ続く)

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