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SUPER GTに痛車が参戦! 初音ミクZ4密着レポート ― 第26回

確かにSUGOくなった初音ミクZ4だったが……

2009年07月26日 00時30分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真/水野智子

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リニューアル後の初音ミクZ4
スポーツランドSUGOに参上!

 昨夜までの大雨がウソのように晴れた仙台・スポーツランドSUGO。SUPER GT 第5戦がいよいよ始まった。セパン(マレーシア)ラウンドをスキップしたことで、約2ヵ月ちょっとの空白の期間があったが、この間、ミクZ4は一度バラバラにされて、パワーアップしていたのである!

 どこが変わったのかは後ほど解説するとして、まずは予選の様子からお伝えしよう。

 先日行なわれたシェイクダウンで確かな手応えを感じていたチームのスタッフ。SUGOの練習走行でも明らかに最高速度が上がっており、さらにタイムもアップしていた。そしてテスト不足にもかかわらず、小さなトラブル程度で目立った問題は出ずに練習走行時間は終わった。これは期待できそうだ。次はいよいよ予選である。

予選とは思えないほど多くのファンがピットウォークに集まった。通勤時間の山手線に乗っているかのような混み具合だったが、菊地選手と田ヶ原選手のサービス精神は相変わらずだった。個人スポンサーの方々も個スポグッズに身を包んでピットウォークやパドックに来ていた。ちなみに筆者も個人スポンサーのひとりです

 前戦の富士では念願の「嘆願書ナシの決勝進出」を果たしたが、今回は練習走行の時点で基準タイム(となるであろうタイム)をクリアしていたので、チームスタッフも、はるばる応援に来たファンや個人スポンサーのみなさんも、強烈な日差しの下、ミクZ4の走りを見守っていた。

今回のオリジナルグッズは、夏らしくグッスマウチワ! 化石燃料を使うレースをやっているからこそ、人力で涼を取る、これぞエコなグッズ。カーボンオフセットだ!(たぶん)

 しかし、どうもタイムが伸び悩んでおり、順位も最下位からなかなか這い上がれない。練習走行ではオーバーステアになりがちだったので、予選までに足回りの変更をしたのだが、どうもコーナリングが安定しない様子で、何度かスピンしハラハラさせられた。いったい、どうなっているのか? チーム代表の星名氏に聞くと

エンジンパワーは確実に上がったんです。最高速度だけなら上から4番目に入れるほどに。しかし、そのパワーに足回りがついていかなかったようですね。上がったパワーに対してボディーやシャーシもやり直しましたが、足回りもやっていなかったワケではないんですが、まだ甘かったみたいですね

 と語ってくれた。これまでのコーナリングマシンから、ポルシェに並ぶ直線番長にジョブチェンジしてしまったようだ。突き詰めればトレードオフになるのがレース、ひいてはクルマの世界。難しいものである。

 今回の予選の通過基準タイムは「1'30.371」。菊地選手は4ラップ目に「1'29.122」を叩き出し、基準をクリア。田ヶ原選手はなかなかクリアラップを取れず、アタックできずにいるうちに予選は終わってしまい、「1'30.621」とコンマの差で基準をクリアできなかった。どうも田ヶ原選手のシートポジションだとシフト操作のときにイグニッションスイッチに触れてしまい、そのせいでいきなり失火してしまうというトラブルが発生していたそうだ。

 ひとまず、今回は嘆願書を提出して受理されたので、日曜日のフリー走行で基準タイムをクリアできれば見事決勝進出である。コーナリング性能やシートポジションなど、課題はあるものの、マシンの戦闘力が確実にアップしているのを披露できたのではなかろうか。

 予選日の酷暑に反して、決勝は雨らしい。応援しに行く人は対策を忘れないようにしよう!

 それでは次のページからはお待ちかね! 新生初音ミクZ4の走行シーンをババーンと大公開! その目に刻め!

※イグニッションのトラブルをステアリング操作で、と書きましたが、「シフト操作で」の誤りでした。関係者、及びファンの皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします

(次のページへ続く)

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