爆熱な「950 PRO」を十分使える温度に!!
ここからは、実際にヒートシンク4製品をM.2 SSDに取り付けて、ベンチマークを実施。負荷時の温度をチェックしてみた。
M.2 SSDには、標準状態だとベンチマークの「ATTO Disk Benchmark」を1回実行するだけで、サーマルスロットリングが発生してしまう爆熱仕様のSamsung前世代NVMe SSDの「SSD 950 PRO 512GB」を使用している。
テスト環境にはLGA1151プラットフォームを用意し、ベンチマーク「ATTO Disk Benchmark」実行中の温度をモニタリングツール「HWiNFO64」で記録。ベンチマーク実行中の1秒ごとの温度とリード・ライトパフォーマンスの推移をまとめている。また、サーモグラフィーの「FLIR ONE」を使って高負荷時の温度状態も撮影している。
テスト環境 | |
---|---|
CPU | Intel「Core i7-6700K」(4GHz/TB時4.2GHz、4コア/8スレッド) |
マザーボード | ASUS「Z170M-PLUS」(Intel Z170 Express) |
メモリー | G.Skill「F4-3000C15Q-32GRK」(PC4-24000、8GB×2) |
ビデオカード | CPU内蔵GPU(Intel HD Graphics 530) |
SSD | SanDisk「Extreme Pro 240GB」(SATA3 240GB) Samsung「SSD 950 PRO 512GB」(NVMe 512GB) |
電源ユニット | Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD) |
OS | Windows 10 PRO(64ビット) |
お手軽ヒートシンクのアイネックス「HM-21」
まず、M.2 SSDサイズのアルミヒートシンクとなるアイネックス「HM-21」を試すと、ベンチマーク実行中の温度は標準状態からは10度ダウンする64度に留まった。SSD 950 RPOのような爆熱M.2 SSDでは温度をまったく気にせずに使えるとは言いがたいが、800円前後の価格を考えると、コストパフォーマンスは良好だ。
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