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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第11回

【鉄板&旬パーツ】M.2 SSD向けヒートシンク4モデルを試す

2017年04月29日 23時59分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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1000円から買えるM.2 SSD向け冷却アイテム

 熱伝導テープでヒートシンクを貼るシンプルかつ1000円程度の手ごろな価格の製品から、PCIe変換ボードに大型ヒートシンクやファンを備えるタイプまで、ラインナップが増えてきているM.2 SSD向けの冷却アイテム。

 なかでも、多くの人が登場を待っていたマザーボード上のM.2スロットで使える冷却アイテム。今年早々に登場し、話題を集めたアイネックス「HM-21」に加え、国内一貫生産の長尾製作所が手掛けるアルミニウムプレート形状の「SS-M2S-HS01」、「SS-M2S-HS02」(販売は親和産業)、エアリア「松原一丁目」(型番:AR-NGFF01)、厚み10mmのヒートシンクを備えるAwesome「AWD-MCS01」の5種類から選べるようになっている。

アルミプレート形状の親和産業「SS-M2S-HS01」、「SS-M2S-HS02」

「SS-M2S-HS02」と似ているエアリア「松原一丁目」や、SSDの裏面に貼るサーマルパッドのSilverStone「TP01-M2」などもある

性能に期待が持てる肉厚タイプのヒートシンクを備えるAwesome「AWD-MCS01」。価格は1980円

 今回は、そんなM.2スロット向けヒートシンクのアイネックス「HM-21」、親和産業「SS-M2S-HS01」、「SS-M2S-HS02」、Awesome「AWD-MCS01」を用意。その冷却性能を爆熱なNVMe M.2 SSDに取り付けて試してみた。

800円から1900円前後で購入できるヒートシンク3デモル。左からアイネックス「HM-21」、親和産業「SS-M2S-HS01」、「SS-M2S-HS02」

「SS-M2S」シリーズは、ヒートシンクとSSDの間にサーマルパッド取り付け、付属の耐熱絶縁テープでヒートシンクを固定する

ヒートシンク側面とSSD裏面を付属テープで固定。テープは剥がす際にラベル面を劣化させない微粘着仕様になっている

「AWD-MCS01」は、Team製M.2 SSD「T-FORCE CARDEA M.2」採用ヒートシンクの同等品になる

ヒートシンクは金属製ブラケットで固定する仕組みを採用

付属のサーマルパッドは短めなので、カットして貼りつけよう

ヒートシンクとサーマルパッドを取り付けたSSDをブラケットにスライドさせて固定

 ちなみに、高い冷却性能で人気のあるヒートシンク装備のPCIe変換ボードのaqua computer「kryoM.2 with Passive Heatsink」は、SSD裏面側にもヒートシンクを装着でき、LEDイルミネーション機能も備える新型が同社サイトに登場している。

本格水冷パーツを手掛けるaqua computerの新型M.2ヒートシンクの「kryoM.2 evo」。PCIe変換ボードにLEDを装備するなど、パワーアップしている

最大の特徴は変換ボードがくり抜かれ、M.2 SSD裏面にもヒートシンクを取り付けられるようになっている

 さらにM.2 SSDにクリップでヒートシンクを固定する「kryoM.2 micro」も新たに登場。ヒートシンクの大きさは、PCIe変換ボードタイプと比べると小さくなるが、かなり期待できる。

 ともに秋葉原のオリオスペックに入荷予定ではあるが、今のところ入荷時期は未定とのこと。

ヒートシンクを金属クリップでM.2 SSDに固定する仕組みの「kryoM.2 micro」

ヒートシンクサイズは、70×24×9mmになっている

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