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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第48回

【鉄板&旬パーツ】注目度MAX! DeepCoolの激安CPUクーラー「AK400」を試す

2022年05月12日 17時00分更新

文● 藤田 忠 写真●藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 大型連休早々注目を集めたのが、DeepCoolのCPUクーラーの最新モデルとなる「AK400」だ。3980円の手ごろな価格で、LGA1700をサポートするうえ、TDPはCore i7-12700Kをフォローする220Wに対応と、なかなか優れたスペックになっている。

 ただ、メーカーからのリリース初見時の筆者感想は、「ふ~ん、悪くはないかな」といったレベルだったのだが、実際に発売されるとショップスタッフからは、売れ行き好調や、完売の声が続出した。スタッフも慌てて追加で発注、大型連休中日にも各ショップに追加納品されたとか。

 筆者も、売れ行き好調と聞いた時点で急ぎ「AK400」をゲット。その冷却性能や静音性を、第12世代Core i5/i7/9それぞれの「K」モデルを使って明らかにしていくことにした。

DeepCool最新サイドフローCPUクーラーの「AK400」。実売価格は3980円になる

 「AK400」は、「AS500」、「AS500 PLUS」、「AK620」といった高い冷却性能と静音性を実現しながら、コストを抑えたCPUクーラーを送り出しているDeepCoolの最新モデルだ。位置づけはエントリークラスで、ヒートシンクは価格相応の小ぶりなサイズになっている。

 とは言え、3980円の手ごろな価格でLGA1700を含め、LGA115×、ソケットAM4などへの対応に、コンパクトミドルタワーPCケースにも対応できる扱いやすい155mmの全高、220Wと余裕のあるTDPと、スペック読みでも魅力は十分ある。さらにヒートシンクと一体形状になる四角形120mmファンの採用など、デザイン面も優秀だ。

四角形120mmファンを採用する「AK400」。ヒートシンクのトップカバーも含めて、価格以上のデザイン性が備わっている

AK400のスペック
型番 R-AK400-BKNNMN-G-1
対応CPUソケット インテル LGA1700/1200/115x、AMD ソケットAM4
製品サイズ 幅127×奥行き97×高さ155mm
ヒートシンクサイズ 幅120×奥行き45×高さ152mm
ファン 120mm
回転数 500~1850rpm±10%
風量 66.47CFM
静圧 2.04mmAq
騒音値 29dBA
保証期間 3年間
実売価格 3980円

写真で「AK400」をチェック

 手始めに「AK400」の外観や付属品をチェックするフォトセッションに進んでいこう。120×45×152mmのヒートシンクと6mm径4本のヒートパイプで構成され、ヒートパイプはCPUヒートスプレッダーと直接接触するダイレクトタッチ構造が採用されている。

ヒートシンク表面の凹凸形状が目を引く、独自のマトリックスフィンデザインを採用する

4本の6mm径ヒートパイプがCPU受熱ベースプレートから、ヒートシンクを貫いている

CPUヒートスプレッダーと直接接触するダイレクトタッチ構造を採用している

ファンの固定はクリップ式を採用。硬さなど、ファンの取り付けしやすさは抜群かも

ヒートシンクトップにはブラックカラーのカバーを装備。カバー右下にはDeepCoolのロゴが入っている

カバーは格子柄になっているのもポイント

四角形フレームの120mmファンの「FC120P」。PWM制御で、回転数は500~1850rpmになる。形状はツインヒートシンク&デュアルファン仕様の「AK620」に付属するものと同じだが、スペックは異なる

トップカバーと四角形フレームファンによる一体感のあるデザインになっている

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