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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第9回

【鉄板&旬パーツ】ド派手に光るIn Winの不思議ケースをチェック

2016年12月18日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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存在感半端ない“インフィニティミラー”採用ケース

 PC内部を見せるためのオープンフレームや強化ガラス採用PCケースとともに、増えたLEDイルミネーション機能を搭載したPCパーツ。既存パーツを組みあわせるだけで、誰でも手軽に“魅せるPC”組めるようになっている。

 そんな魅せるPC元年といった感じのなか、登場したのがIn WinのPCケース「805 Infinity」だ。フロントパネルに前奏的な光りを放つ“インフィニティミラー”と呼ばれるLEDストリップと鏡を用いたLEDイルミネーションを装備している。その奥行きを感じられる不思議な視覚効果で、大いに注目を集めた一品だ。

 今回はそんなIn Win「805 Infinity」を、じっくり触れる機会に恵まれたので、LEDイルミネーション機能をはじめ、内部レイアウトなどをお届けすることにした。

奥行きある不思議なイルミネーション効果を発揮する“インフィニティミラー”をフロントパネルに備えるIn Win「805 Infinity」。2016年10月に登場し、現在の価格は3万5000円前後となる

In Win製魅せるケース
「805 Infinity」をじっくり眺める

 In Win「805 Infinity」は、2015年に発売され、人気となった両サイドとフロントパネルの3面に強化ガラスを採用した「805」シリーズ(USB 3.1 Type-C装備の「805C」)がベースになっており、フロントパネルに備わっている“インフィニティミラー”を除くと、仕様はほぼ共通となっている。

スペック表
製品名 805 Infinity 805C
カラー ブラック ブラック/レッド/ゴールド
サイズ/重量 205(W)×472.5(D)×476(H)mm/8.22kg 205(W)×455(D)×476(H)mm/6.85kg
対応フォームファクター ATX、Micro ATX、Mini-ITX
ケース素材 アルミニウム、強化ガラス
フロントポート USB 3.0×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 2.0×2、HDオーディオ
ドライブベイレイアウト 2.5/3.5インチベイ×2、2.5インチベイ×4
冷却ファン フロント:120/140mm×2、リア:120mm×1(装着済み)、ボトム:120mm×1
拡張スロット 8スロット
ボード長/ボード高 320mm/164mm
CPUクーラー高 156mm
電源ユニット長 220mm
実売価格 3万5000円前後 2万2000円前後

 「805 Infinity」の最大の特徴である“インフィニティミラー”。フロントに装備するLEDストリップとPCケース内に取り付けできる付属LEDストリップは、マザーボードのUSBピンヘッダと接続することで、In Win製ソフトウェア「HALO」から制御可能。

 その上、ASUSのR.O.G.マザーボードに搭載されている4ピンRGBピンヘッダと同社ソフトウェア「AURA」に対応。LEDイルミネーション機能「AURA」対応のマザーボードやビデオカードとあわせて、まとめて発色や発光パターンをコントロール可能になっている。

LEDストリップを接続、制御するためのケーブルが付属。4ピンRGBピンヘッダをマザーボード上に備えない製品でも使用できる

付属の4ピンRGBピンケーブルは、2又にわかれており、別途付属のLEDストリップもまとめて制御可能になっている

4ピンRGBピンヘッダをマザーボード上に装備しているASUSのR.O.G.シリーズは、LEDストリップを直接接続、制御できる。ただ、複数本のLEDストリップを使う際は、「805 Infinity」付属のケーブルに接続して電源供給したほうが良さげ

非通電時は至っておとなしいフロントパネルだが、ひとたび通電すると激しく存在をアピール

奥行きある不思議な視覚効果をもたらす“インフィニティミラー”。PCがインテリアと化す

「805 Infinity」は、「805」シリーズと同じく両サイドパネルにスモークタイプの強化ガラスを採用している

向かって左サイドの強化ガラスには、ASUSのR.O.G.ロゴが入っている

左フロント部にはホワイトLEDで光るIN WINロゴを装備している点も、「805」シリーズと同じだ

フロントアクセスポートには、コネクターの向きを気にせず使えるUSB3.1 Type-Cコネクターを装備

トップパネルにエアホールは備えていない

ボトムの吸気口には、ダストフィルターを完備

底面の前後には本体を支える台座を装備。四隅には振動を吸収するゴムが備わっている。なお、2.5/3.5インチドライブベイを取り外す際は、ゴム裏のネジを外して台座を一度取り外す必要がある

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