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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第1回

一足早く登場した夏スマホ3機種のスペックや外観を徹底比較

2012年07月17日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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サイズ感とデザインといった
外観面の気になるところを詳しくチェック

 スペック表でサイズを数値で示したが、それだけではわかりにくいところもある。実際に写真で見ていこう。

数値以上にやや大振りな感じの「DIGNO DUAL」
iPhoneよりコンパクトな「AQUOS PHONE st」

右から2番目のDIGNO DUALの大きめのサイズがやや目立つ。iPhoneよりコンパクトなのが、AQUOS PHONE stだ

 今回は比較用として、iPhone 4Sも入れてみた。今回の3機種ではDIGNO DUALはかなり大ぶりな印象だ。厚みも感じる。URBANO PROGRESSOはiPhone 4Sより一回り大きいが、それでもやはりDIGNO DUALの大きさが目立つ印象。カラーによる印象もあるかもしれない。AQUOS PHONE stはiPhone 4Sよりさらに一回り小さいサイズだ。厚みは11.9mmとそれなりにあるが、全体的にコンパクトだとほとんど気にならなくなる。

背面がしっとりしているURBANO PROGRESSO。ケースなしでも持ちやすい

 実際に触ってみて感じるのは、URBANO PROGRESSOの背面の質感。他のスマートフォンがツルツルでツヤがあるのに対し、URBANOはサラサラしている。持ったときに「背面を感じる」のがURBANOだ。

防水対応ゆえmicroUSB端子はキャップの中
イヤフォンジャックがあるのは「AQUOS PHONE st」

 microUSBの端子はAQUOS PHONE stが底部なのに対し、他の2機種は側面。どの機種も防水なので防水キャップ付きだが、とくにDIGNO DUALはカバーが大きく深く作られているようだ。

防水対応ということもあって、いずれのモデルもmicroUSB端子はキャップの中

 イヤフォンジャックがあるのはAQUOS PHONE stのみ。音楽プレーヤーとして使うならアダプターを必要とせず、一番スマートなのでAQUOS PHONE stの評価にプラスとなる。しかも防水仕様なので、端子がむき出しても浸水しない設計となっている。

イヤフォンジャックがあるのはAQUOS PHONE stだけ

 どの機種にもワンセグアンテナが収納されておりポップアップして自由な方向に曲げられるのも同じだ。

3機種とも長く伸ばせるワンセグ用アンテナがある

国内メーカー端末なのでストラップホールは有り
「AQUOS PHONE st」は音楽用の再生キーが

 ストラップホールは3機種とも位置が違い、URBANO PROGRESSOは電池カバーを外して取り付けるタイプで、カバーを外すのが面倒な反面、カギに引っ掛けるようにストラップを付けるので、輪にくぐらせる必要が無いのが良い。ただし本体上部にあるのでカメラの撮影時にストラップが邪魔にならないか心配になる。

 DIGNO DUALも同様に本体上部にあるので撮影時が心配。ただし電池カバーを外す必要は無く、側面部分に穴があるケータイでよくある通常のタイプだ。

 AQUOS PHONE stは出っ張っているので一目でわかる。本体下部にあるので撮影時には邪魔にならないだろう。手で持った感じではよほど大きなストラップを付けない限り操作の邪魔にもならない。

AQUOS PHONE stはストラップホール自体をデザインの一部にしている

裏ブタを一度開けて装着するURBANO PROGRESSO

DIGNO DUALは標準的

 キー類はURBANO PROGRESSOがハードキーが画面下部にあり、左から「戻る」「ホーム」「メニュー」の並び。AQUOS PHONE stはタッチキーだが同じ配置だ。ただしAQUOS PHONE stは側面に音楽プレーヤーの操作ができる独自の再生キーを用意している。

 DIGNO DUALは画面下のハードキーで、並びは「メニュー」「ホーム」「戻る」「検索」という4つだが、大ぶりなぶん、片手で持って操作するときに指から1番遠いキーが押しにくい。検索キーを無くして、3個の配置で各キーがちょっと大きくなっていると良かったように感じた。

音楽プレーヤーとしての利用も意識されたAQUOS PHONE stには側面に再生ボタンを用意

DIGNO DUALは検索キーもある

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