最新スマホ定点観測の第3回は、引き続きドコモ「AQUOS PHONE st SH-07D」、au「URBANO PROGRESSO」、ウィルコム「DIGNO DUAL」をチェックしていく。
今回注目するのはカメラ機能。ケータイ時代からメーカーによって大きな差が出る機能の代表格だ。撮影方法、搭載された機能、撮影した画質、そして編集機能までどう違うのか比較してみた。
3機種のカメラの基本スペック
まずカメラの基本スペックをおさらいしておこう。
ドコモ「AQUOS PHONE st SH-07D」 | au「URBANO PROGRESSO」 | ウィルコム「DIGNO DUAL WX04K」 | |
---|---|---|---|
カメラ画素数 | 800万画素CMOS |
808万画素CMOS (裏面照射型) |
500万画素CMOS |
インカメラ | × | 32万画素CMOS | 30万画素CMOS |
動画撮影サイズ | HD | HD | HD |
高速起動 | × | × | × |
高速撮影 | × | △ | × |
手ブレ補正 | ○ | ○ | × |
顔認識 | ○ | ○ | × |
シーン設定数 | 8 | 7 | 8 |
連写機能 | ○ | ○ | ○ |
DIGNO DUALのカメラ機能について、一部間違いが含まれておりました。関係者の方々ならびに読者のみなさまにご迷惑を おかけしたことをお詫びして訂正いたします。
第1回でも触れたが(関連記事)、AQUOS PHONE stはインカメラが無い。最近は画質の良いリアのカメラで自分撮りする人も多いようだが、インカメラがあったほうが便利なのは間違いない。3機種ともHD動画の撮影が可能だが、上位機種では、さらにワンランク上のフルHD動画の撮影に対応した機種も増えている。
「高速起動」についてはどの機種もうたっていないため、すべて×とした。「高速撮影」は撮影間隔が短い撮影モードがあれば○とするが、URBANO PROGRESSOのみ後述するようにそれに近い機能があったため△としている。そのURBANO PROGRESSOは裏面照射型CMOSセンサーを採用したことで、暗所でもノイズを抑えて明るい画質が期待できるのだが、実際のところは後ほどのサンプルを確認してほしい。
DIGNO DUALはURBANO PROGRESSOと同じ京セラ製だが、通常のCMOSセンサー。これもどんな違いがあるのか注目要素だ。
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