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カオスの極み! ニコニコ大会議 大阪&名古屋レポート

2010年01月16日 12時00分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

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総括:ニコ動ファンなら迷わず応募すべし!

大阪も名古屋も開場前には大行列ができていた(写真は名古屋会場)。お客は10代後半から20代前半と思われる人が中心だった

 2日間続けて取材した素直な感想は、ちゃんとしたエンターテインメントとして成立しているということ。演者もプロとして活動していないとはいえ、ニコ動内で名の立つ存在なだけあって、見所あるパフォーマンスを見せてくれた。

 観客もただ見ているだけではない。ニコ動でコメントを書いて動画を盛り上げて行くように、積極的に舞台に声をかけたり、演者からの呼びかけに答えたりしている。普段、ニコ動で「予習」しているだけあって、歌モノなどは非常にノリがいい。

 あまり事情を知らない人は、「素人だから下手なんじゃないの?」とか「お客は白けていたんじゃないの?」といった偏見を何となく持っているかもしれないが、それはまったくの誤解。プロの公演とまったく変わらない盛り上がりで、みんなが「ニコニコ」として帰って行った(もちろんプロの公演には、万難を排して生き残ってきた圧倒的クオリティーという別のよさがあるのだが)。

演者と観客の距離が近いのもニコ動イベントの特徴。イベント終了後には、物販で販売しているCDに歌い手が直接サインをしていた

 名古屋会場で、夏野氏は「まじめな話、ニコ動で音楽業界、芸術業界が変わるんじゃないかと思っているんだよね。古いおっさんたちが発掘して売り出すという時代は終わった。ユーザーの声で新しいものをどんどん生み出そう」と呼びかけて、ユーザーから大喝采を受けていた。

 ニコ動の影響で、エンターテインメント業界やコンテンツ業界がどう変わって行くのか。参加費は無料なので、ぜひとも残りのニコニコ大会議に参加して、その目で確かめてみてはいかがだろう。

 スケジュールは30日の北海道、2月6日の広島、そして2月19/20日の東京が予定されている。直近の北海道は20日、広島は27日、東京は2月3日が応募締め切りで、参加者多数の場合は抽選になる。繰り返しになるが、東京会場は過去の大会議に当選したユーザーでも、もう一度参加できる可能性がある。「あの興奮をもう一度……」という真のニコ動ファンも、今すぐ申し込むべし!


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