このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

ニコニコ大会議2009-2010 in 東京レポートその3

小室哲哉も来た!! 衝撃の結果だった生うたオーディション

2010年02月22日 16時00分更新

文● 全農連P、広田稔/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

19、20日、東京・飯田橋のJCBホールにて、約3時間にわたって「ニコニコ大会議 ツアーファイナル2Days in 東京」が開催された。後半、「ニコ生☆生うたオーディション」の最終審査に、小室哲哉氏が現れた

ツアーファイナル2Days!!のロゴ

 19、20日、ニコニコ動画の関連イベント「ニコニコ大会議2009-2010 ニコニコ動画(9)全国ツアー」の「ツアーファイナル2Days in 東京」が開催された。

 半裸の「ひろゆき」巨大パネルなど入り口の様子、さらに新要素の発表をそれぞれまとめた記事に次いで、「ニコ生☆生うたオーディション」の最終審査についてお届けしていこう!


何と大賞の該当者はナシ!

 ニコ生☆生うたオーディションは、ニワンゴと音楽配信サイトの「247Music」が共催している歌手オーディションである。

 ピンクレディーなど数々の名曲を生み出してきた作曲家・編曲家の都倉俊一氏、ボーカリストの川村ゆみさん、サウンドデザイナーの肩書きも持つ沖田純之介氏という3名に審査員を依頼。ファイナルで審査員が「生うた大賞」に選んだ人は、CDデビューなどの特典が待っている(関連記事)。

オーディション審査員の方々。写真左より沖田純之介氏、川村ゆみさん、都倉俊一氏

司会はニワンゴ取締役の西村博之(ひろゆき)氏と247music取締役の宇佐美友章氏が務めた

 今回はもうひとつ「ユーザー大賞」という賞も用意した。インターネットを通じてこのイベントの生放送を見ている視聴者にアンケートし、さらに会場に集まった2000人のお客さんにも携帯電話から投票してもらって、ニコ動ユーザーにおけるナンバー1を決めた。

 加えて、ユーザー審査員代表という形で、まさかの音楽プロデューサー、小室哲哉氏も授賞式に生で参加していた。小室氏の名前が呼び上げられたときには、会場からもニコ生のコメントからも驚きの声が上がった。

オーディションの審査方法と2つの賞

 オーディションのファイナリストは、ぱーらーさん、高田虎太郎さん、でにろうさん、菜遊さん、やまだんさん、キャシャさん──という6人。個別の詳細は後ほど紹介するが、どのファイナリストもここまで勝ち上がってきただけあって実力は十分。熾烈な争いが繰り広げられ、最後まで僅差の勝負となった。

写真左より、ぱーらーさん、高田虎太郎さん、でにろうさん、菜遊さん、やまだんさん、キャシャさん

 気になる「生うた大賞」だが……。今回はまさかの該当者なし

 その理由について、審査員の都倉氏は「レベルは確かに高かったが、プロの世界でやっていくにはまだ力不足」と語る。やはりプロの世界は甘くはなかったということだろう。

「該当者なし」という発表に、出演者も、会場も、生放送の画面も騒然となった

 大賞は該当なしだったが、急遽、審査員から「審査員特別賞」が贈られることとなった。これに選ばれたのが、でにろうさんと高田虎太郎さんの2名だ。この審査は、特に「将来性」が評価されたようだ。

でにろうさん(写真左)と高田虎太郎さん(右)。二人ともまだ若く、特にでにろうさんは15歳だというから驚きだ

 ユーザー大賞に選ばれたのはキャシャさん。コメントではまったくといっていいほど批判が出てこないような高い歌唱力が印象的だった。なお、どちらも対象者にはトロフィーとぬいぐるみなどの賞品が授与された。

ユーザー大賞に選ばれたキャシャさんには、小室哲哉氏からトロフィーと商品が手渡された

 次ページからはファイナル出演者の個別レポートと、1日目の楽屋裏で同時に開催していた「ニコニコ大会議ツアーファイナル(実況)@JCBホール」の出演者インタビューをお届けしよう。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン