Andoridのエミュレーターを起動する
続いて、Androidのエミュレーターを起動する方法を紹介する。
エミュレーターのプログラム本体は、SDKのtoolsフォルダにある「emulator.exe」である。ただし、これを起動するためにはAVD(Android Virtual Device)と呼ばれる仮想デバイスを指定する必要がある。詳細は次回以降に解説する予定だが、Eclipseへのプラグインをインストールしたあとであればmy_avdというAVDができているので、
emulator.exe -avd my_avd
と入力すると、「my_avd」という仮想デバイスを元にエミュレーターが起動する。もし直接エミュレーターを動かす場合など、AVDが見つからない場合は、
android create avd -t 2 -n my_adv
などとして、あらかじめAVDを生成する必要がある。
なお、すでに作成したAVDを調べるには、
android list avds
とすると、すでに作成されたAVDの一覧を得ることができる。
次回はエミュレーターの動作方法の詳細を含めて、より詳しく紹介していく予定だ。
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