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Android日本上陸! Androidのすべてを知る ― 第5回

Androidの開発の手順を実際に追ってみる

2009年08月07日 18時00分更新

文● 塩田紳二

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 今回は、SDKを使って開発の手順を見ていくことにしよう。なお、GoogleのAndroidサイトには、開発関連のドキュメントなどがあり、一部は日本語化されている。なので、ここをまず見ておくべきだろう。特に、基本的な開発手順などについてはチュートリアルが用意されている。

Android SDKをダウンロード
Androidの開発者向けページにアクセスして、SDKをダウンロードする。前回からSDKも1.5 r3にバージョンアップした。日本語変換プログラムが標準同梱されるようになったので、新バージョンを入手しておいてほしい

Androidの一般的なアプリはJavaで作る

 Androidの一般的なアプリケーションはJavaで作成する。このため、以前解説したようにEclipseなどの統合開発環境内で、プログラムを作成する。作成したソフトウェアから、インストール用のパッケージを作成、これをエミュレーターまたは実機へ転送する。

 Android自身に開発支援の機能があり、Android用に設定したEclipseから転送を行なうと、自動的にプログラムが実行される(実機では設定が必要)。

 Androidのプログラムは、簡単にいうとプログラムの処理部分と画面表示の部分に分かれている。前者にはもちろんJavaを使うが、後者はXMLを使った専用ファイルを作成し、組み合わせてアプリケーションとすることができる。

 画面表示を別にするのは、担当者を分けられるというメリットがあるし、大きな変更でなければ片方だけを修正するだけで済むという点も大きい。また、複数言語に対応する場合も1回複数言語に対応した構造でアプリケーションを作れば、言語を追加するのは比較的容易(たとえば該当言語に翻訳したメッセージのファイルを作る)に済むというメリットもある。

 ここではJavaを基本から解説することはできないので、各自、市販の参考書などを利用してほしい。Javaはオブジェクト指向言語であり、基本的には用意されたクラスライブラリを利用してプログラムを作成する。AndroidではJavaの標準的なライブラリにくわえ、Android用のクラスが定義されている。

 オブジェクト指向言語のメリットは、すでに定義されたクラスがあれば、それを元に違いだけを記述すればいいという点にある。これを「差分プログラミング」などという。

 Androidでいえば、アプリケーションや画面表示に使うコンポーネントがクラスとしてすでに定義されているので、作成するアプリケーションでは、必要な処理をこのクラスに追加していくという形でプログラムを作ることができる。

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