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Android日本上陸! Androidのすべてを知る 第4回

端末は無くとも、Androidのエミュレーターは動かせる!

2009年07月10日 16時00分更新

文● 塩田紳二

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 今回は、Android SDKに含まれるエミュレーターを本格的に使ってみることにする。なおSDKは常に更新されているため、できるだけ最新版を使うようにしたい。原稿執筆時点でのSDKは、バージョン1.5のリリース2だ。

SDKをインストールして、パスを設定する

 前回(関連記事)と重複するが、エミュレーターを動かすのに必要なものはWindowsの場合は以下の2つ。

●Java
Sunのサイトからダウンロードする。エミュレーターを使うだけならJREでもよい

●SDKファイル
Androidのサイトからダウンロード

Android SDKをダウンロード

Androidの開発者向けページ。右側の「SDKをダウンロードします」をクリックしてダウンロードページを開く

 実際のエミュレーターの実行には、Javaは不要なのだがエミュレーターを起動するのに必要な仮想デバイスの「AVD」(Android Virtual Device)ファイルを生成するときに必要となる。

 なお、前にも解説したようにSDKファイルはZIP形式なので、適当な場所にアーカイブ内に含まれているフォルダーを展開しておく。ここでは、以下のようなフォルダーにSDKが展開されているとする。また、Javaも正しくインストールされているとする。

●SDKのインストール先
C:\android\android-sdk-windows-1.5_r2

●Javaのインストール先
C:\Program Files\Java

 SDKを使う前にPathの設定を行なう。コントロールパネルの「システム」を開き、「詳細設定」タブを開く(XPの場合)、あるいは左側の「システムの詳細設定」をクリック(Vistaの場合)し、「環境変数」ボタンを押す。

 「システム環境変数」のリストにPathがあるので、これを選択して「編集」ボタンを押す。「変数値」の欄の最後にカーソルを移動させ、そこにSDKフォルダのtoolsフォルダへのパス(下記参照)を追加する。ただし、パスの先頭に「;」を付けて、その前のパスとの区切りとする。

(すでにあるpathの値);C:\android\android-sdk-windows-1.5_r2\tools

環境変数の設定を使い、PathにAndroid SDKのtoolsフォルダを追加する

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