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これで作れる! Androidのアプリケーション ― 第1回

Androidアプリの開発環境であるEclipseの使い方を知る

2010年07月01日 12時00分更新

文● 塩田紳二

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Androidのアプリケーションを作って
最終的にはAndroidマーケットで公開する

 この連載ではAndroidのアプリケーション開発を実際に行いながら、最終的には制作したアプリケーション(世界時計を予定)を「Androidマーケット」に登録するまでの手順を解説していきます。

筆者作の「世界時計」。Androidマーケットでは誰でもアプリの公開が可能です

 前提条件として、Javaのプログラミングが可能な方を想定していますが、基本的なプログラミング経験があれば、Javaの勉強中という方でも読めるように配慮する予定です。筆者もJavaを日常的に使うことはなく、Javaについて言えば、初心者も同然ですが、それでもアプリケーションを作ることはできました。なので、Javaのプログラミングに関しては、それほど高いものは要求しないつもりです。また、開発にはWindows 7上のEclipseで行なうことを前提としています。筆者は64bit版のWindows 7を利用していますが64bit版での問題はなさそうです。

まずは開発環境を構築する

 開発環境の基本的な構築などについては、以前にASCII.jpに記事を書きました。基本的にはこれを参考に環境を構築してください。

タダで入手可能なAndroidの開発環境を作る
端末は無くとも、Androidのエミュレーターは動かせる!
Androidの開発の手順を実際に追ってみる

 ここで概略を説明すると、

1. Java(JDK)を入れる
2. Eclipseを導入する
3. Android SDKを導入する
4. EclipseにAndroid用のプラグイン(ADT)を入れる


という手順になります。

 Javaを入れる場合、JDK(Java Development Kit)を導入してください。「Eclipse for Java Development」以外のEclipseでは、ランタイム版のJREでも可としていますが、Android SDKの必要条件は、JDKになっています。現状では、Java 6(JDK 1.6)が最新です。Android SDKの要求は、Java 5でも可とされています。すでにJava 5がインストールされているならこのためにアップデートする必要はありません。新規にインストールするならJava 6のほうがいいでしょう。

 Javaはオラクルのサイトからダウンロードします。Eclipseの最新版はHelios(3.6)と呼ばれるバージョンですが、今月リリースされたばかりで、筆者はまだ切り替えておらずGalileo(3.5)を使っています。Heliosではまだ、メニューやダイアログのメッセージをローカライズするBalelプロジェクトからメッセージデータなどのリリースが行なわれていないというのも理由です。

 筆者は実際にAndroidアプリケーションを開発して、Androidマーケットで公開しているため、開発プラットフォーム自体の変更にはちょっと保守的になっています。また、Android側の条件としてはEclipse 3.4(Ganymede)または3.5(Galileo)ということになっています。一部のドキュメントでは3.4以上と表記されていることもあります。

 なお、Eclipseについては、日本語化も可能です。筆者は、普段は英語のままで使っています。実際それほど困らないのと、英語のドキュメントでEclipeの操作が説明されていたときに日本語表記だとメニューなどが探しにくいということがあるからです。ただ、この記事の画面写真や操作などは、わかりやすさを優先するという意味で日本語表記にしておきます。英語表記のまま利用している方は、画面写真の位置などで適当に読みかえてください。

 SDKの導入からADTのインストールについては、Android Developersのサイトに記載があるので、これを参考にしてください。

Android SDK のインストール(日本語、ただし内容がやや古い)
Android SDK のインストール(英語)

 最新のSDKはAndroid 2.2 Platformに対応した、SDK rel.6です。SDKは必ず最新版を使うようにします。SDKやEclipse内からインストールするADTプラグインなどのバージョンが上がると、Eclipseの手順や表示が変わることがあります。また、AndroidのSDKは、過去のバージョンを含んでいますので、古いものをインストールする必要はありません。

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