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Macworld Conference & Expo 2009レポート ― 第3回

Leopard/iLife/iWorkをセットにした「Mac Box Set」も用意

iLife&iWork アップル製「キラーアプリ」の最新版だ!

2009年01月07日 07時00分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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 米アップルは現地時間の6日、マルチメディアソフトスイート「iLife '09」を1月中、オフィススイート「iWork '09」を本日より発売すると発表した。価格はiLife '09/iWork '09ともに、シングルユーザーが8800円、家庭内の5台までのMacにインストールできるファミリーパックが1万800円。

iLife '09 iWork '09
iLife '09。対応OSはMac OS X 10.5.6以上。Intel製CPUかPowerPC G4-867MHz以上/G5を搭載するMacで動作するiWork '09。対応OSはMac OS X 10.4.11/10.5.6以上。Intel製CPUかPowerPC G4-500 MHz以上/G5を搭載するMacで動作する

 同時に、Mac OS X 10.5「Leopard」/iLife '09/iWork '09をセットにした「Mac Box Set」も1月中に発売する。価格はシングルユーザーが1万8800円、ファミリーパックが2万4800円。

Mac Box Set Mac Box Set

顔検索など、盛りだくさんの「iPhoto '09」

 iLife '09は、画像管理ソフトの「iPhoto '09」、ムービー編集ソフトの「iMovie '09」、音楽作成ソフトの「GarageBand '09」、ウェブ作成ソフトの「iWeb '09」、DVD作成ソフトの「iDVD '09」──という5本をセットにしたパッケージ。

 このうち大幅にアップデートされたのはiPhotoで、例えば、ライブラリーの中から同じ人物だけ抽出してくれる「人々」機能を追加した。iPhotoで「人々」画面を開くと、画像内にある顔が特定されるので、ここで人物の名前を入力する。2枚の画像に同じ人の名前を付けると、iPhotoがライブラリから一致しそうな写真をピックアップしてくるので、正しいかどうかをチェックしていこう。以後、このデータを利用してiPhotoが同じ人物が写った画像を抽出してくれるようになる。

 また、画像データに埋め込まれた地図情報(ジオタグ)を元に写真を分類してくれる「撮影地」機能や、FacebookFlickrといったオンラインサービスに画像を書き出す機能などが追加されている。

iPhoto iPhotoの「人々」機能で抽出した顔は、画面のコルクボード上に人物別に表示してくれる

 iPhoto以外では、iMovieがビデオの手ぶれ補正機能を採用。加えて、旅行ビデオの演出に役立つ地図アニメーションが作れるようになった。GarageBandは、画面の指示などに合わせてギターとピアノの弾き方を学んでいくレッスン機能を用意。さらに米国とカナダでは、スティングやノラ・ジョーンズなど、有名アーティストが楽曲の弾き方を教えてくれる「アーティストレッスン」を有償で提供する。

レッスン機能 アーティストレッスン
自分のペースでピアノとギターが学べるGarageBandのレッスン機能米国とカナダではスティングなど、有名アーティストのレッスンが受けられる

iPhoneからKeynoteを操作できるアプリが登場

 iWork '09には、プレゼンテーション作成ソフト「Keynote '09」、文書作成ソフト「Pages '09」、表計算ソフト「Numbers '09」の3本が含まれている。

 Keynoteでは、トランジションやアニメーションといった表現面を強化した。トランジションでは、2枚のスライドにまたがる同じオブジェクトに動きを付ける「マジックムーブ」を追加。スライドの1枚目で企業ロゴを見せて、2枚目に切り替えるときにそのロゴを傾けて半透明にするといった表現が従来より手軽に実現できる。

 また、iPhone/iPod touchでKeynoteのスライドを操作できるアプリ「Keynote Remote」もApp Storeで公開した(価格は115円、Apple Storeで見る)。

 同時に、iWork '09で作成した書類を共有できるオンラインサービス「iWork.com」のパブリックベータも公開した。各ソフトのツールバーから書類のアップロードを指示すれば、オンラインで見てコメントを付けてもらうといった使い方が可能だ。書類のコピーをiWork/Microsoft Office/PDFのファイル形式でダウンロードすることもできる。


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