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Macworld Conference & Expo 2009レポート ― 第7回

DRMフリーなど「iTunes Store」が進化──日本版は変わらず

2009年01月07日 18時00分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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 米アップルは現地時間の6日、コンテンツ配信サービス「iTunes Store」のアップデートを発表した。すべての楽曲をDRM(デジタル著作権管理)フリー化、iPhoneが3G経由の楽曲購入に対応、価格体系を3段階に見直し──という3つの要素が含まれている。ただし、これらのアップデートはすべて日本版iTunes Storeでは適用されない

Macworld iTunes Storeのアップデートは、Macworld Expoの基調講演で発表された

【1】DRMフリー

 DRMフリー化は、現在も一部の楽曲で実施している「iTunes Plus」を全カタログにまで拡大するというもの。 iTunes Plusの圧縮フォーマットはAAC/256kbps。従来、DRM付きの楽曲はiTunesやiPodといったアップル製品でしか再生できなかったが、この改訂によりAACが扱えるソフトや携帯プレーヤーでiTunes Storeの楽曲を再生できるようになる。

 iTunes Storeが有する1000万曲の楽曲ライブラリーのうち、ユニバーサル・ミュージック・グループ、ソニーBMG、ワーナー・ミュージック・グループ、EMIという4大音楽レーベルを含む800万曲が本日よりDRMフリー化された。残り200万曲も3月までに対応する予定だ。

 すでにiTunesで購入済みの楽曲も1曲の場合は30セント、アルバムの場合は価格の30%でiTunes Plusにアップグレード可能だ。


【2】iPhoneが3G経由の楽曲購入に対応

 iPhone 3Gは、端末からiTunes Storeにアクセスして、楽曲を直接ダウンロード機能を用意している。従来、無線LAN経由でしか購入できなかったが、今回新たに3G回線経由でも購入できるようになった。その際の価格は、パソコンからiTunes Storeにアクセスして買うときと同じになるという。


【3】価格体系を3段階に見直し

 4月よりiTunes Storeで販売している楽曲の価格を、69セント/99セント/1.29ドルの3段階に改訂する。今まで全曲99セントという料金体系だったが、「音楽レーベルのアップルに対する課金体系に基づき」(アップル)改訂するとのこと。


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