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ここがスゴいぞっ! iLife ’09 第4回

GWの写真、iPhoto「スライドショー」で楽しもう!

2009年05月01日 19時00分更新

文● 小原裕太

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iLife

iPhoto '09はアップルのマルチメディアスイート「iLife '09」に含まれている

 待ちに待った大型連休がやって来た! 今年は16連休の人もいるわ、高速道路は安くなるわで、家族サービスにいそしむ人もいるだろう。自慢のデジカメを大活躍させて、奥さんや子供のポイントアップを狙いたいところだ。

 Macユーザーなら、撮り貯めた写真は「iPhoto」で管理している人が多いだろうが、単に取り込んでおくだけではモッタイナイ! ぜひiPhotoの「スライドショー」機能で思い出を振り返ってみてほしい。

 「スライドショーくらい、ほかのソフトにも付いているよ」と早合点するなかれ。最新の「iPhoto '09」では、スライドショーに「テーマ」機能が加わって、よりドラマティックに写真を鑑賞できるようになった。

 巷では写真鑑賞ツールとして、デジタルフォトフレームが人気のようだが、iPhotoなら「テーマ」で写真の内容にあった視覚効果や曲を手早く設定できる。しかも、フォトフレームよりデカいMacの大画面を使えるので、家族であれこれ会話しながら写真を鑑賞するにはもってこい。前回前々回と紹介したGPS機能と合わせて、ゴールデンウィーク前後でiPhotoをフル活用するテクニックをお伝えしていこう!


何はともあれ「見た目」がカッコいい

 iLifeに含まれているソフトは、どれも少ない手間でカッコいい作品に仕上げられるというのが特徴。もちろんiPhotoの「スライドショー」もそのひとつで、単に再生するだけなら数回のクリックでOKだ。

 具体的には、目的のアルバム、あるいはイベントを選択して、画面下のツールバーにある「スライドショー」ボタンを押せばいい。するとMacの画面がフルスクリーン表示に切り替わり、1枚目の写真と「スライドショーパネル」が現れる。

 細かい説明はあとに回して、とりあえずここでは「再生」ボタンを押してみると……。すぐにカッコいいトランジション(場面の切り替え時にはさまるアニメーション効果)付きで、次々と写真を表示していってくれる。昨今のデジカメの高画素化も相まって、iMacなどの大画面でフルスクリーン再生したときの画質は鳥肌モノだ。

スライドショー

スライドショーの実行は驚くほどカンタン。アルバムやイベントを選択して、画面下の「スライドショー」ボタンをクリックすればいい

スライドショー

デスクトップがフェードアウトして、1枚目の写真とアルバム(イベント)名、スライドショーパネルが表示される演出がイカしている。スライドショーパネルの「再生」ボタンをクリックすれば、スライドショーの開始だ

 ノート型Macのユーザーなら、自宅の大画面テレビにつなぐという手もある。最近のMacBookシリーズはビデオ出力としてMini DisplayPort端子を用意している。例えば、HDMI入力を備えたテレビで見る場合には、アップル純正の「Mini DisplayPort - DVI アダプタ」とHDMI - DVIケーブルを用意してつなぐことになる。

Mini DisplayPort - DVI アダプタ。3400円

写真はベルキン製の「HDMI - DVI Cable 1.8m」。2580円

 その際、アップル純正のリモコン「Apple Remote」があれば、再生/一時停止、スキップなどを遠隔操作できる。スライドショーの感動をぜひとも大画面で、家族や友人と共有してほしい。

Apple Remote

Apple Remote。2400円。ひと昔前のMacには付属していたが、今はオプションとなった

 ちなみに、スライドショー実行中は、画面上をクリックすることで再生コントローラーが表示される。このコントローラーで、スライドショーの再生/一時停止したり、前後にスキップといった操作を実行する。

スライドショー

スライドショー実行中に画面上をクリックすると、画面下中央に再生コントローラーが表示される。再生の各種操作は再生コントローラーのボタンをクリックして行なう。また、画面下にマウスポインタを移動すると写真が一覧表示され、目的の写真をクリックすることですぐに表示できる

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