キーボードの打ちやすさ
全機種がQWERTY配列のキーボードを搭載するが、トータルでの打ちやすさには差がある。タッチタイピングを行なうのに十分なキーサイズを備えるのはEee PC、CloudBook、SA5KX08ALの3機種。
中でもEee PCは、キーサイズだけでなくタッチパッドのサイズにも余裕があり、普通のノートパソコンと同じ感覚で使える。Eee PC以外は、よく使う右Shiftキーなかったり、Enterキーが小さかったりする変則的な配列なので注意しよう。
CloudBookのタッチパッドは指先ほどの大きさしかないので、かなり窮屈だ。じっくり作業するときは別途Bluetoothマウスなどを用意した方が操作しやすい。
M704とWibrain B1Eは、両手で握り親指入力するのが基本スタイル。WILLCOM D4も基本は親指入力だが、キーサイズ的にはなんとかタッチタイピングもできる大きさ(約12.2mm)となっている。ただし、D4のキーボードは電子辞書などと同じようなメタルドーム式構造だ。試作機ではクリック感が強く、薬指や小指では押しにくかった。6月中旬の発売開始まで時間があるので改善に期待したい。