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マッチョ軍曹の素晴らしき、ミニパソの世界

小ささこそ正義なのか! CloudBook VS Eee PC【前哨戦】

2008年03月21日 17時09分更新

文● マッチョ軍曹

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 調子はどうだい? 今日もムキムキ?  「デカさこそ正義!」が心情のこの俺が、Eee PCに出会ってからというものは、すっかりミニパソの魅力にやられちまっている(関連記事)。

CloudBook CE1200J

CloudBook CE1200J

 そんな俺が今最も注目しているのが、米Everex製の「CloudBook CE1200J」(関連記事)! 7インチ液晶ディスプレー搭載で重量970g、価格は5万9800円と、スペック的にも外見的にもEee PCの本命ライバルといえそうなマシンなのだ。

 さっそくEee PCとガチンコパフォーマンス対決! といきたところだが、Cloud Bookの日本語版が編集部に届くのは来週とのこと。とりあえず英語版を利用した外観の比較と、スペック比較をやってみるか!



ディスプレーサイズは同等、SSDとHDの違いがどう響くか?


モデル名 CloudBook CE1200J Eee PC 4G
CPU VIA C7M ULV(1.20GHz) Intel Celeron M 353(900MHz)
(実際の動作クロックは630MHz)
メモリー 512MB(空きスロットなし、最大1GB) 512MB(空きスロットなし、最大2GB)
グラフィックス VIA VX700チップセット内蔵 Intel 910 GML Express チップセット内蔵
ストレージ 30GB 1.8インチHDD 4GB SSD
ディスプレー 7インチワイドTFT液晶(800×480ドット)
タッチパネル付き
7インチワイドTFT液晶(800×480ドット)
光学式ドライブ なし なし
無線通信機能 IEEE 802.11a/b/g
Bluetooth 2.0+EDR
IEEE 802.11b/g
カードスロット 4in1カードスロット
(SDメモリーカード/MS/MMC/MS Pro)
SDメモリーカードスロット
ウェブカメラ 30万画素
(オプションでスカイプフォンに交換可)
30万画素
インターフェース USB 2.0×2、DVI-I出力、 Ethernet(100BASE-TX)、マイク端子、ヘッドフォン端子 USB 2.0×3、アナログRGB出力、Ethernet(100BASE-TX)、マイク端子、ヘッドフォン端子
バッテリー駆動時間(公称値) 約4時間 約3.2時間
サイズ 幅230×奥行き171×高さ29.4mm 幅225×奥行き160×高さ22mm
重量 約970g 約920g
OS Windows XP Home Edition SP2
価格 5万9800円 4万9800円

 大きな違いはEee PCが4GBのSSDを積んでいるのに対し、Cloud Bookは1.8インチの30GB HDDを積んでいるところだな。Eee PCの少ない容量でやりくりするのは、自己鍛錬好きで苦労好きの俺にはある種快感! しかし大半の軟弱物は「少なすぎ」と感じているはず。CloudBookの容量は大きなアドバンテージになりそうだな。

 続いて気になるのはCPU。Eee PCは実動作クロック数が630MHzのCelelon M 353だが、かなりサクサクと動く印象だった。対してCloudBookは動作クロック1.20GHzのVIA C7M ULVを搭載。クロック数ではEee PCより高いが、実際のところVIA C7M ULVの実力はどれほどのものか? このへんは次回きっちり検証していきたい。VIA C7M ULVは低消費電力、低発熱が売りのCPUなので、このへんがスタミナにどう影響するのかも注目だ。

 液晶ディスプレーのサイズと解像度は両機とも同等だ。後発のぶん、CloudBookにはぜひ高解像度のものを期待していたのだが、これは残念なところ。ただし、CloudBookはタッチパネルに対応していて、片手で持ちしやすいつくりになっている。下半身の筋力トレーニングをしながらウェブチェック、なんて使い方ができるのはありがたいな!

 ひとつ面白いのが、CloudBookのDVI-I出力。全体的に見ると、アンバランスな一点豪華主義なこの感じは嫌いじゃない! 俺の突出した僧帽筋のように魅力的だぜ!

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