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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第23回

杭の上に「ちょこん」 ネコは高くて狭い場所が好き

2007年10月10日 09時24分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

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狭い塀の上を悠々と歩いていく猫

狭い塀の上を悠々と歩いていく猫。さすがに歩いているのは厚さ数ミリの鉄板じゃないけど(2002年5月撮影 オリンパス「C-720 Ultra Zoom」)

 先週、「猫は高いところが好き」ってことで屋根やひさしの上で悠々自適してる猫たちをお見せしたわけだが、今回はそのバリエーション。

 猫は高いところが好き。猫は狭いところが好き。では高くて狭いところは? というともちろん大好きなのである。その代表が「塀の上」。高所にある狭い作業用通路を「キャットウォーク」というけれども、まさにって感じである。



見てるこっちがひやひやする


 家の中でも高くて狭い場所は好きなので、ときどき飛び乗っては飼い主をひやひやさせる。

狭いパーティションの上に飛び乗ったうちの猫「大五郎」(2006年12月撮影 ペンタックス「K10D」)

 このパーティションは幅が約2cm、高さは180cm。下から見上げただけで「ここには飛び乗ってもOK」と判断して飛んじゃう思い切りがすごいというか、猫らしいというか。まあ猫なので、余裕で飛び乗ってはこの2cm幅を散歩して、また下りてくる。でも、たまにほかに気を取られていると足を踏み外したりするのがまたおかしい。
 (ここに足を踏み外した瞬間を動画で掲載しているので興味のある方はどうぞ)

 猫って失敗しても知らぬ顔をしてごまかそうとする楽しい。でも、こんな高くて狭い場所って、猫的には全然OKでも、人間から見ると危なっかしくてしょうがない。

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