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【2015年自作まとめ】秋葉原PCパーツ街を振り返る

2015年12月31日 17時00分更新

文● 北村/ASCII.jp

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10月
SSDの新製品が目白押し

 SamsungからPCI Express(3.0) x4インターフェースに対応するM.2 SSD「SM951」シリーズのNVMe版が登場した。「SM951」シリーズには、AHCIとNVMeに対応するモデルがあり、前者は今年8月に発売済み。今回登場したのはNVMe対応版。

 PCI Express接続の高速SSDとしては非常に安価で、M.2スロットをサポートするSkylake環境のユーザーを中心に人気となった。

ポイントは、なんといっても価格の安さ。シーケンシャルリード2000MB/secオーバーのSSDが1万円中盤から入手できる

11月
NVMe M.2 SSD「Samsung 950 PRO」がついに発売

 NVMe対応のコンシューマー向けM.2 SSD「SSD 950 PRO」シリーズが発売された。同社からはM.2対応SSD「SM951」シリーズが発売済みだが、コンシューマー向けとうたう製品は今回が初めてだ。

NVMe対応のコンシューマー向けM.2 SSD「SSD 950 PRO」シリーズ

Crucialブランドの新型2.5インチSSD「Crucial BX200」シリーズ。TLCを採用したコストパフォーマンスに優れたモデルだ

12月
日本限定のGPUが登場

 日本限定GPU「Radeon R7 360E」を搭載するビデオカードが発売された。従来モデル「Radeon R7 360」の主要スペックであるコア/メモリークロック1050MHz/6000MHzはそのままに、6ピンコネクターを省略したのが特長だ。消費電力の公称値は100Wから75Wまで下げられている。

日本限定GPU「Radeon R7 360E」を搭載する玄人志向のビデオカード「RD-R7-360E-E2GB-JP」。補助電源コネクターなしとなる

自作PCパーツにとって大きな動きのあった 2015年

 2015年は、Windows 10とSkylakeの発売で、自作PCの買い替えが進んだ年といえる。Skylakeと対応マザーの発売により、M.2スロットに装着するSSDへの注目も一気に高まった。

 2.5インチSSDも480GBが1万8000円前後で購入できるようになり、2015年は、PCの性能を底上げするのに良い1年となった。これからも胸が踊るPCパーツの発売を期待しつつ、2016年も皆さんにとって楽しい自作PCライフが送れる1年になることを祈りたい。

 

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