アスキースマホ総研 第17回

冬の最注目スマホに激接近!?　au「Xperia Z1」レビュー

Xperia Z1の魅力はやっぱりデザイン！

ドロイド　とはいえ、スペックが高いのは、各メーカーのフラグシップ端末である以上、当たり前とも言えるワケです。その際に製品の最大の差別化要因になるのがデザイン。ソニーとXperiaのブランドイメージを加味しても、Xperia Z1はその完成度で一歩抜けた感さえあります。

前モデルのXperia Zと共通のガラス素材の背面が魅力的

カリー　本当にカッコいいですね。カリー的には、背面の手触りがこう、ヌルっとしていてイイです。

スピーディー　やっと擬音が出た！　でもヌルっとしてますかね？

ドロイド　ガラス素材の背面だから、滑りにくくて、しかも持ちやすい……ぐらい言ってくださいよ。

カリー　そうそう、それが言いたかった。あと操作していて、気持ちいいんですよ。Androidスマホって、機種によってタッチ感覚が違うじゃない？　これはホントに指に吸い付く感じ。

ドロイド　ソニーモバイルのサイトには「指の動く方向を予測するソニーモバイルコミュニケーションズ独自の機能を搭載」という記述がありますね。スクロール操作も確かに快適で気持ちがいい。極端に反応が良くて、敏感に動くというより、自分の意思どおりに操作できるという印象です。

スピーディー　あと、継ぎ目のないサイドフレームが美しいですね。ガッシリしていてかっこいい。

サイドのメタルフレームが高級感がある

ストラップホールもしっかりあるのがうれしいところ

ドロイド　四角形のデザインが完成されていて実に美しいわけですが、それでいて四隅が丸いラウンドフォルム、ここ重要。四角いのに、持っていても手に優しく、痛くないのです。それから、イヤホンジャックやカメラ部分には金属のフチ取りがしてあるなど、細かな部分まで作り込まれている印象です。

カメラやイヤホン端子の回りをメタルで演出

カリー　フタが開かなくてバッテリー交換できないのは、ドロイドさん的にはどうなの？

ドロイド　バッテリー複数持ち派の自分としては、ちょっと残念なんですけど、ここまで1枚の板のように完成度が高いと、「開かなくても仕方ないか」と思わされます。それより、デザインが良すぎて、この端末に合うケースってあるのかな……というのが正直なところで。

カリー　自分のように“裸で持つ派”なら無問題！

ドロイド　まあ、スマホを地面に落とさない限りはね。でも、これにつけるならバンパー系のカバーがいいかも。

スピーディー　唯一の弱点を挙げるなら、約171gという重量。重いと感じる人もいるかな？

カリー　自分はガッシリ系が好きなので、気にならない。

スピーディー　あと、カラバリはどうですか？　俺は断然高級感のあるパープルがいいです。

カリー　ブラックとホワイトもシックでいいですね。大人向けというか、上品なのもポイントですよね。

Xperia Z1はドコモとauの2社から登場

　今回レビューに用いた機材はau版の「Xperia Z1 SOL23」だが、ドコモからも「Xperia Z1 SO-01F」として発売されている。もっとも、機能的な差異はほとんどなく、ブラック／ホワイト／パープルの3色が用意される点も同じだ。

　ただし、前面のロゴで両社の端末をハッキリ区別できる。ドコモ版は前面にドコモとXiのロゴがあるのに対し、au版はSONYロゴだけで、auのロゴは背面下部に小さく入っている。

au版は前面にはSONYロゴだけ。UIはソニーモバイル製のものが標準である

ドコモ版は前面にドコモのロゴもあり、ドコモ共通のホームUIがデフォルト

auのロゴは背面の下部にある