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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第15回

手書きメモアプリの決定版「7notes mini」を徹底解説

2013年04月10日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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手書き文字を入力する

 有償版では、手書きで「交ぜ書き入力」が行なえる。交ぜ書き入力とは、手書きの文字を変換できる機能のこと。例えば、「会ぎ」と入力すれば、「会議」と変換して入力できるのだ。難しい漢字などはひらがなで済ませられるのが便利。手書きとはいえ、デジタルアプリならではの機能だ。

画面下の入力スペースに文字を書き込むと、自動認識されて入力される

ラフに書いても認識してくれる。改行は「Return」をタップする

単語や文節の入力が終わったら、候補をタップする

 「7notes mini」では、入力スペースを2段にすることもできる。iPhoneを縦画面で利用する際に、手早く書き込みたいときに利用しよう。設定画面は「Menu」キーをタップして開く。

メニューが表示されたら「設定」をタップする

「縦向き時の手書き段数」をタップ

「2段」をタップする

入力画面が2段になり、スピーディーに文章を入力できる

交ぜ書き変換する際は、上に表示されている候補から選ぶ。表示しきれない場合は「...」をタップする

変換候補が表示されるので選択する

変換してテキストが入力された

 英語だけ、カタカナだけといった特定の文字を入力する際は、文字種を指定すると変換効率が高まる。また、「*」や「&」といった記号は、読みを手書き入力して変換する手もある。また、「7notes mini」版では顔文字も変換できる。例えば、「わらう」と入力すれば「(^-^)」などの顔文字が候補に表示されるのだ。

メニューを開き、変換する文字種を選択する

殴り書きでも認識してくれる

「*」などの記号は読みで変換できる

変換できる記号や顔文字の例
アスタリスク:*
あっと:@
アルファ:α
アンダーライン:_
アンド:&
イコール:= ≠ ≒
えん:¥
おなじ:々
おなじく:〃
おんぷ:♪
かける:×
かっこ:()〔〕[]{}〈〉《》「」『』【】
かっこかぶ:㈱
から:~
くりかえし:ゝ ゞ ヽ ヾ 々
げた:〓
こめ:※
ころん:: :
シャープ:♯
セミコロン:; ;
だいなり:>
ほし:* ※ ☆ ★
むげんだい:∞
やじるし:⇒ ⇔ → ← ↑ ↓
わる:÷
かおもじ:(*^o^*)
わらう:(^-^)
なく:(T_T)
ごめんなさい:m(_ _)m
びっくり:(゚д゚)
うーん:(-_-;)
にやにや:(・∀・)
しょぼーん:(´・ω・`)
がっくり:_| ̄|○
オワタ:\(^ o ^)/
キター:キタ━(゚∀゚)━ !!
プギャー:m9(^Д^)

 文字が認識されにくい場合は、書き方をチェック。「ら」が「5」と認識されるようであれば、書き順が間違っている可能性がある。正確な書き順で入力してみよう。また、「ミ」や「三」になるなら、傾いて文字を入力していると思われる。形を崩さないように書くようにすれば誤認識率は下がるハズ。「い」が2文字になるような場合は、綺麗に書こうとせず、一筆書きのように入力すればいい。逆に、2文字が1文字に入力される場合は、文字の間隔を広げるように意識する。

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