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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第10回

iPhone向けの地図アプリ「Googleマップ」を徹底解説

2013年02月06日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 iOS 6で地図アプリがGoogleマップからオリジナルのものに変更され大ブーイングを浴びたが、2012年12月にグーグル製のGoogleマップアプリが登場。公開2日間で1000万ダウンロードを超えた。今回は、この新しい「Googleマップ」アプリの使い方を紹介しよう。

iPhone 5でもGoogleマップが使える

Googleマップがパワーアップして帰ってきた

 2012年12月にGoogleマップがiPhone用の無料アプリとして公開された。iOS 5.1以降で利用でき、もちろんiPhone 5にも最適化されている。単に以前の「マップ」アプリと同等なのではなく、地図の描画方式やインターフェースなどが変更されている。

 起動すると、懐かしいマップが表示される。左下の矢印アイコンをタップすると現在位置が表示される。もう一度タップすると、コンパスモードに変わり、自分が向かっている方向に合わせて地図が自動的に回転する。通常表示よりも現在位置が下の方に表示され、背後よりも前方の情報を多く表示するようになった。

 さらに、地図の描画がビットマップからベクター表示になり、自由度の高い表現ができるようになった。例えば、2本指で画面を下になぞると、建物などが立体表示できる。ビルや建物の高さが再現されるので、現在位置の確認や移動がラクになる。

アプリを起動したところ。左下の矢印をタップすると現在位置が表示される。現在位置表示中は矢印が青くなる

コンパスモードにしたところ。バードビューのような感じで、前方の情報が多く表示される

画面を2本指で下になぞると建物を立体表示できる。元の表示に戻すには2本指で上になぞればいい

音声ナビでドライブも快適

 待望の音声ナビ機能を搭載しているのも大きな特徴。カーナビ代わりにして、ドライブのお供にしたい。電車と徒歩のルート検索も可能だが、こちらは音声ナビには対応していない。

 目的地は住所を検索フォームに入力するほか、ランドマークでも検索できる。そのほか、地図を手動で動かして、目的地をタップしてピンを落とし、そこからナビを開始することも可能だ。

目的地を検索する。住所がわからなくても多くのランドマークが登録されているのでキーワード検索してみよう

目的地が見つかったら、画面下をタップ

経路の候補が表示される。画面はクルマ移動。「経路オプション」をタップすると、有料道路の利用可/不可を選択できる。上下の矢印をタップすると、目的地と出発地を入れ替えられる

電車のアイコンをタップすると、路線検索が可能。「オプション」を開くと、出発時刻や利用する交通機関、乗換と徒歩のどちらを優先するかといった設定できる

徒歩のルート案内にはオプションはない

ルートを選択すると、地図上に移動ルートが青く表示される。ナビをスタートするなら「ガイド」をタップする

ナビがスタート。画面の指示に従って移動する。もちろん、現場の状況や標識を優先すること

クルマ移動時のナビは画面がカーナビっぽくなり、音声案内も流れる

右下をタップするとメニューが開く。音声ナビを流れないようにするなら、「音声案内をミュート」をタップ

どこで曲がるかをまとめてチェックするなら、「経路詳細」を開く

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