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ムダは一切ありません

最も厚いUltrabook? 逆転の発想で生まれた最新レッツノート

2012年10月04日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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パナソニックで、Let'snote CF-AX2の機構設計を統括した長村佳明氏。ボンネット構造に関しては強いこだわりがあり、今後もレッツノートのアイデンティティーとして追究していくとコメントしていた

 Let'snote初のUltrabookであり、独自のヒンジ機構でユーザーを驚かせた「CF-AX2」関連記事)。長村氏は、その機構設計を統括した人物だ。

 機構設計とはノートパソコンのメカの部分を担当する。外殻と呼ばれる筺体そのものの設計はもちろんだが、内部の構造やパーツのレイアウト、使用する素材といった、ユーザーの目に見えるもの全般を扱うという。

 「CF-AX2の開発は、Ultrabookありき」で始まったと長村氏は語る。

 軽量で丈夫なマシンを作るというのは、2002年に発表された「新世代Let'snote」以来、10年に渡って同社が追求してきた哲学。ただし歴代の機種では、その実現のために「本体の厚さが増す」点を割り切っていた。

Let'snote CF-AX2

 一方で、Ultrabookを開発するためには必然的に、本体の薄型化を追究しなければならない。これはLet'snote開発のタブーを犯すことにもつながりかねないチャレンジだ。

 従来、ハードなモバイル用途に耐えるLet'snoteの特徴は「ボンネット構造」によって実現されてきた。天板に凹凸を設けることで筺体を丈夫にする手法だ。つまり筺体には一定の厚みを確保しなければならない。Let'snoteシリーズは、この厚さを代償にしつつも、フットプリントは最小限として「軽量さと携帯性」を確保してきた。

あえてLet'snote開発のタブーを犯す必要があったと語る長村氏

 逆に言えば本体の薄型化は、堅牢性と携帯性の両立を「従来とは異なる条件で実現する」という新たな課題を突き付けるのだ。

 もちろん薄型化することで、従来の手法がすべてムダになるということはないが、「基本的な考え方は一度リセットし、薄型のLet'snoteを実現するためにどうすればいいかを改めて検討する必要があった」と長村氏は話す。

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