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すべて見せます! 「iPhone 5」&「iOS 6」総力特集 ― 第16回

【情報更新】iPhone 5は機種変、MNP、結局どれが得なの?

2012年09月20日 18時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 9月19日にソフトバンクモバイルから発表された、テザリング機能やキャンペーンの情報を追加し、記事自体も大きく更新しました。


 9月14日の16時にスタートしたiPhone 5予約。16時ちょうどにソフトバンク/KDDIから料金が発表されたうえに、両社のウェブサイトが重かったために、なにがなんだかよくわからないまま予約してしまったという人も多いだろう。

店頭での説明も不十分なまま、なにがなんだかわからないままに予約してしまった人も多いはず。そこであらためてiPhone 5の料金について整理した

 そこで、これからiPhone 5の予約・購入を検討している人向けにあらためて料金や端末価格の情報をおさらいする。記事の後半では、ソフトバンク/auのiPhoneユーザーが、同じキャリアで機種変更した場合/MNPでキャリアを変えた場合の料金も比較しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

新規契約時はソフトバンク/KDDIで料金に大差なし
テザリングの有無は大きな判断材料?

 まずはベースとなる新規契約時の料金と、サービス内容について比較する。

  ソフトバンク au
基本使用料 ホワイトプラン(i) LTEプラン+誰でも割
980円 980円
ISP料金 S!ベーシックパック(i) LTE NET
315円 315円
パケット定額 パケット定額 for 4G LTE LTEフラット
5460円 5460円(7GBまで、最大2年)
テザリング ○(最大2年無料、来年1月15日から) ○(最大2年無料)
合計 6755円 6755円

 表からわかるように、新規契約の場合の月額料金は6755円で同じである。なお、上記はともに2年契約を前提にした料金であり、途中解約の場合は契約解除料(9975円)が発生する。また新規契約事務手数料(3150円)も必要である。

auはホワイトプランとほぼ同等の新プランを導入

 基本プランは、ソフトバンクはおなじみの「ホワイトプラン(i)」で、auはLTE端末向けに新たに用意された「LTEプラン」である。「LTEプラン」は1~21時までのau宛の国内通話は無料で、それ以外の通話料は21円/30秒と「ホワイトプラン(i)」とほぼ同内容である。

 詳しくは後述するが、auは無料通話分があるものなど、さまざまな基本プランを用意していたが、iPhone 5では「LTEプラン」以外は選択できない。ただし、ソフトバンクの「Wホワイト」に相当するサービスとして、「通話ワイド24」(プラス月980円で通話料が10.5円/30秒に)がオプションで追加された。

 さらに新しいサービスとして、キャリア間通話が24時間無料になるオプションも追加されている。まず、auから「au通話定額24」(月500円)が登場し、ソフトバンクも対抗して、「24時間通話定額オプション」という同内容のサービスが来年1月15日からスタートする。

7GBの上限があるauと、上限はないソフトバンク
ただし無制限ではない!?

 パケット定額も月5460円で並んでいる。ただし、内容は微妙に異なる。auの「LTEフラット」は月7GBまでという上限があり、これを上回った場合は、その月の末日まで送受信とも最大128kbpsに制限される。この制限を解約する場合は、2GBあたり2625円の追加料金が必要だ。

 一方、ソフトバンクの「パケット定額 for 4G LTE」では、“7GBまで”といった明示的な制限は存在していない。ただし、これまで同社のパケット定額サービスで告知されてきた、大量に通信を行なうユーザーなどを対象にした通信速度の制御については「4G LTEでも行なう」(ソフトバンクモバイル広報)とのことで、パケット通信を完全に無制限で使えるわけではないと考えた方がいいだろう。

「パケット定額 for 4G LTE」で、具体的にどのような使い方をしたときにどういう制限があるかはまだ記載されていないが、3Gのときと同様に極端なヘビーユーザーには通信速度を制御を行なうようだ

 ちなみに、7GBの上限があるauも「直近3日間に1GB以上のご利用があったお客様の通信速度を終日制限させていただきます」という告知が行なわれている。

テザリングはauに続いて、ソフトバンクも来年開始
その場合は両社とも7GBの上限が発生

 ノートPCやタブレットといった複数のモバイル機器を持ち歩くヘビーユーザーに魅力的なのがテザリング機能だ。テザリング機能で先行したのはau。本来月525円が必要なオプションだが、iPhone 5ユーザーの場合は12月31日までのキャンペーンで、最大2年間無料だ。

普段からノートPCなどを持ち歩くユーザーにとって、いざというときのテザリング機能はやっぱり魅力的である

 これに対抗して、ソフトバンクも来年1月15日にテザリングをスタートすることが、9月19日になって発表された。オプション料金は月525円だが、iPhone 5ユーザーは最大2年間無料なのはauと同じ。また、テザリングのオプションを追加すると、auと同様にパケット定額に7GBという上限が設定される(7GB以降の制限事項も同じ)。

 申込期間はサービス開始前の12月31日までとなっているが、これはauのキャンペーン期間に合わせての措置とのことで、期限近くなると申込期間が延長される可能性も考えられる。ただし確実な話ではないので、テザリングが始まる前後にiPhone 5に機種変更しようと考えている人は、12月に情報を再確認するべきだ。

auひかりやCATVを使っているなら
auスマートバリューで月1480円割引は魅力

 新規契約でも適用されるキャンペーンで代表的なものは、「auスマートバリュー」がある。これは自宅に、KDDIのFTTHサービスである「auひかり」や、J:COM/JCNといった主要CATV会社を利用し、さらに電話のサービスも使用しているユーザーを対象にしたもので、月1480円(最大2年間)が割り引かれる

au系のFTTHやCATVを導入していると、家族全員が月1480円の割引が受けられる「auスマートバリュー」。対象の回線などの情報はウェブサイトをチェックしてほしい

 なお、ソフトバンクも同種のサービスとして、「スマホBB割」が存在するが、対象となる回線はずっと少ない。

実質価格は同等だが、一括価格は異なる
機種変更時もau版はちょっと高め

 つづいては端末価格。新規契約時の実質負担額は、16GBモデルが0円32GBモデルが1万320円64GBモデルが2万640円と同額である。この実質価格は、最大24回発生する毎月の利用料金からの割引(ソフトバンク「月月割」、au「毎月割」)をフルに適用した場合だ。ただし、細かく見ていくと違いはある。

  ソフトバンク(新規/MNP/機種変更)
16GB 32GB 64GB
端末総額 5万1360円 6万1680円 7万2000円
月月割 5万1360円(2140円×24回)
実質価格 0円 1万320円 2万640円
  au
新規/MNP 機種変更
16GB 32GB 64GB 16GB 32GB 64GB
端末総額 6万1680円 7万2000円 8万2320円 6万1680円 7万2000円 8万2320円
毎月割 6万1680円(2570円×24回) 5万2320円(2180円×24回)
実質価格 0円 1万320円 2万640円 9360円 1万9680円 3万円

 端末代金の総額がau版のほうが高いのと、au版のみ機種変更時に「毎月割」が減額され、実質価格で9360円(390円×24ヵ月)高くなる点には注意が必要だ。

 一括購入時の価格は隠れたポイントと言えよう。発売日にiPhone 5を購入するようなユーザーは、2013年の今頃は新型iPhone(iPhone 5S? iPhone 6?)に目移りしているかもしれない。だが、1年後に新型iPhoneに機種変更(もしくはMNPで新規契約)すると、iPhone 5分の「月月割」「毎月割」はそれ以降、適用されなくなってしまう。

「月月割」「毎月割」は途中で解約や機種変更をすると、適用がなくなってしまう。そのため、1年後に新型iPhoneに機種変更する可能性を考えると、最初から端末価格自体が安価なソフトバンク版が若干お得と言える

 その際に有利なのが、端末自体の価格が約1万円安価なソフトバンク版だ。端末価格が安い代わりに「月月割」が少ない分、1年後に新型iPhoneに機種変更したとしても、支払総額は5000円程度(「月月割」と「毎月割」の差額の約1年分)、お得な計算となる。


 随分長くなってしまったので、すでにiPhoneを使っているユーザーが同キャリアで機種変更するか、MNPを用いてキャリアを移行するかで、どう料金が変わってくるかについては次ページ以降で解説していく。

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