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すべて見せます! 「iPhone 5」&「iOS 6」総力特集 第29回

「iPhone 5」最速痛化&ファーストインプレッション

2012年09月22日 08時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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 発売日前日からアップルの銀座直営店「Apple Store,Ginza」に並び、ようやく「iPhone 5」を手に入れたので(関連記事1関連記事2)、早速ぺたぺたと触ってみた。詳細なレビューは後日掲載として、今回はファーストインプレッションと、気になるau版とソフトバンクモバイル版のLTE関連をチェックしていこう。

 9月21日夜、つまり原稿作成時点ではApple Store,Ginzaにまだ在庫はあるようで、がんばれば入手できる可能性がある。ただし、初物でもあるし、ハードウェア面で見れば、4インチ液晶初採用、アスペクト比の変更、新CPU「A6」「Lightningコネクタ」と大胆なアップデートになるため、迷っている人もいるだろう。そこで、そんな方のために、現時点でのファーストインプレッションを掲載したい。なお、詳細なスペックについては、すでに公開されている記事を参考にしてもらいたい。

契約完了5秒後に痛化開始!!―3分間で痛化完了

 既報の通り、テルルモバイル秋葉原2号店で無事にホワイト&シルバーをゲットした筆者。店員さんが「いきなり何を始めたのか?」という視線を無視して、勝手に個人的儀式である(開封の儀よりもプライオリティは高い)痛化を購入カウンターで行なっていた。時間でいえば「処理が終わったので動作チェックをお願いします」の発言から5秒後のことである。そして痛化完了は3分後だった。

 なお、まるで自分のiPhone 5を痛化したかのように書いているが、実際には同行者のもので、時刻は9月21日午前11時5分前後(世界最速痛化のはず。関連記事)。筆者自身のiPhone 5について動作チェックを求められたのは、もう少し後だった(暇だったんだ!!)

真っ先に痛化して、Twitterにアップしたデータ。そのとき、持ち主はトイレのために不在だった

「iPhone 4S」発売時も、世界最速痛化の座を目指した

 今回もアップル公式の図面配布ページで三面図を入手し、痛化データを作成している。ただしあまりにも時間がなかったので、サイズが合うのかと心配だった。図面を見ると分かるのだが、表面と裏面のフラットな部分の面積がやや異なり、ダイヤモンドカットもあって、「(痛化シールの)サイズがジャストすぎる」とポケットに入れた際に引っかかって、すぐにシールがはがれてしまう可能が高いと感じたからだ。

 こういった場合、実機を元に微調整しながら、最終的な仕様に着地させるほうがいいのだが……忙しくて、最終的なデータを作成できたのは9月19日の午前中だった。後日、レビュー記事の中で調整版データを配布できたらと考えている。

 さて、今回は毎度お世話になっているAMD非公式ファンキャラクター「amd_ikina」を起用しての痛化ではなく、吉田犬人先生に描き下ろしてもらったMacガジェット用キャラクターで実行している。実は、正式な名前がまだ決まっておらず、どこぞのアンドロイド学園とぶつかりそうな気もするが、「アプフェル・飯田橋さん」という仮名である。

こちらは筆者のホワイト&シルバー。アプフェル・飯田橋さん(仮名)、イラスト作成は吉田犬人先生。iOSデバイスとMacなイメージでとお願いした。一応、ASCII.jpオフィシャル娘さんだ。今後、ごりごりと活用していきたい

痛化したiPhone 5の背面。縦に長くなったことで太ももまで入れやすくなったのが、一番のステキポイントかも

壁紙もシールに合わせて配置。そういえばiOS 6になってから、壁紙設定後に位置が微妙にずれる距離が短くなったような?

 「立ち絵で太ももが入るっていいよね!」という吉田犬人先生の感想の通り、制服系ウェアでヘテロクロミア(左右で瞳の色が違う)で、あちこちにアップルっぽい意匠を持つ女の子だ。コスプレ作成予算がほしいところだが……あと、SDキャラともう1枚立ち絵、うん。

シールを貼るときは勢いよく!

 とまあ、そんな新キャラで痛くするわけだが……iPhone 5を見てみると、まず表面は、受話部分とインカメラ、環境光センサー、近接センサー、背面はiSightカメラとLEDフラッシュ、そしてリアマイク。これまでよりも気にする部分が増えている。難易度が高いと思うかもしれないが、一般的な保護シール貼り同様、センサー類やカメラなどの部分を真っ先に合わせて勢いよく貼ってしまえば、空気が入らず意外とお手軽なのだ。

まずは裏面からシール貼り。空気が入ってしまう原因は、思い切りの悪さと、“面”で押さえることができていないから。慣れると定規など不要になるが、最初は用意したほうがいい

表面用シールの場合は、ベゼル部分が細いので慎重に扱うこと

センサー部分をまず合わせてから、ぺたぺたと貼っていく。ベゼル部分が細いため、破れないように注意さえすれば、空気を抜きやすく、微調整をはじめ意外と手間取らない

iPhone 5用カバーやシール利用時の注意点

 アップルの三面図では、iPhone 5背面のガラス材質部分(上下の色が異なる場所)に対して、金属製の物質で覆うなとある。また、側面の金属部分に接触しないことを求める注意書きもある。これはもちろん、電波受信に干渉する恐れがあるためだろう。先行的に発売されていた金属メッキ採用のジャケットなどは、電波受信強度が低くなる可能性があるので、注意が必要だ。また今後検証予定だが、メタルシールの場合はどうなるのかも気になるので、後日レポートしたいと思う。

iPhone 5背面の上下部を金属製パーツやカバーなどで覆った場合は、干渉によって電波強度が下がる可能性が予想される


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