デイ1のメロン号はまずまずの出だし
今回の福島戦で走るステージは、2日間合計でSS16本、63.43km。そのうちデイ1で走る9本39.46kmは、比較的低速で荒れたコンディションのステージが続く。残るデイ2の7本23.97kmは、一転してコンディション良好なハイスピードステージがそろっていた。何かトラブルが起きるなら、おそらく今日のデイ1のどこかだろう。今日は何としてもノートラブルで走りきって、無事にデイ2へとつなげなければ。
午前7時28分、ゼッケン29番「メロンブックスDUNLOPテインBRIGインテグラ」スタート。いよいよシリーズ生き残りをかけたメロン号の戦いが始まった!
SS(距離) | ステージタイム(トップ差) | クラス総合タイム(トップ差) |
---|---|---|
SS1/NagakusaKayayama Ⅰ (6.18km) | 7:01.5(+13.9) | 7:01.5(+13.9) |
SS2/Tsuruishiyama I (8.50km) | 9:44.8(+26.6) | 16:46.3(+38.5) |
SS3/NagakusaKayayama IⅠ (6.18km) | 7:03.4(+19.7) | 23:49.7(+58.2) |
SS4/Tsuruishiyama IⅠ (8.50km) | 9:47.7(+36.0) | 33:37.4(+1:34.2) |
SS5/Renaissance Ⅰ (0.50km) | 0:35.2(+2.9) | 34:12.6(+1:36.4) |
眞貝知志選手(ドライバー)「ワダチがまだ小さかったSS1の映像です。こういう状態だと、慎重に走ったなりに想定できるタイム差です。ワダチができると、感触とタイムの差が10倍くらいに拡大! これがまさに経験の差というやつなんですね。要修行です」
眞貝選手「名物ルネサンスのステージも初走行。コンクリートのイン側は「こりゃやばいよねー」ということで思いっきり避けて走ってます。カーケアにも程がある!?」
今回の福島戦は、デイ1の前半セクションに大きな障壁が立ちはだかっていた。6.18kmの「長草茅山」と8.50kmの「鶴石山」を2回ループしてから、サービス直前にギャラリーステージ「ルネサンス」0.50kmを走るという設定で、この前半セクションが2日間の中でもっとも距離が長いのだ。
しかも、このセクションはどのステージも道幅が狭くて高低差があり、タイトコーナーが多くて平均速度が低い。昨日の雨のおかげで、ただでさえラフな路面がさらに悪化してもいる。メロン号にとって、もっとも苦手とするシチュエーションだ。
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