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痛車でラリー! メロンインテ3年目は頂点への戦い 第4回

くす子ちゃんはおやすみ

メロン号、初戦の九州戦はパーフェクトで勝利!

2012年04月23日 18時00分更新

文● 中村信博 ●撮影/中島正義、うえのふみお

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チャンピオンを獲得するためのシーズンが始まった

 ついに、待ちに待った2012年全日本ラリー選手権が開幕した。既報の通り(関連記事)、今年もメロンブックスラリーチャレンジ(MRC)はホンダ・インテグラ(眞貝知志選手/田中直哉選手組)でJN-3クラスに参戦。5年目の活動となる今年の目標は、2008年以来となるシリーズチャンピオンの奪取! その行方を占う意味で重要な、開幕戦「ツール・ド・九州」が、4月6~8日の日程で佐賀県唐津市にて開催された。

 今年のJN-3(排気量1601~3000cc)クラスは、トヨタ「86」が名門チーム・LUCKスポーツからモータースポーツに初投入されるとあって、開幕前から注目度が急上昇。86のほかにもセリカやロータス・エキシージ、それにプロトン・サトリアネオなど、メロン号のチャンピオン奪取を阻むライバルマシンでいっぱいだ。強敵が揃うJN-3クラスで、はたしてMRCは2度目のシリーズチャンピオンを奪うことができるのか?

期待の新型車「86」が、世界に先駆けて全日本ラリーに参戦した。トヨタの本気を表すようなGAZOOカラーのマシンは、GTウイング装備で超カッコイイ。ドライバーはSUPER GTにも参戦していた筒井克彦選手。イベントごとに複数のドライバーにステアリングが託されるという

 唐津市内をホストタウンとして、近隣のターマック(舗装)ステージをめぐる「ツール・ド・九州」は、MRCとしてはとても相性がいいイベントだ。これまでにも、MRC初代ドライバーの廣瀬康宏選手(2008年)、そして現在の眞貝知志選手(2010、2011年)と3回のクラス優勝を飾っていて、特に眞貝選手はMRCドライバーに抜擢される以前から数えると、3年連続で勝利をゲットしている。今年のチャンピオンを狙う上で、この「ツール・ド・九州」は確実に勝ち星をあげておきたいイベントなのだ。

唐津といえば、呼子のイカが有名。特ににょろにょろ動き回るイカ活け造りと、残ったゲソを揚げた天ぷらの旨さは目から鱗だ。筆者もラリー前にイカちゃんをむさぼり食っていた

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