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行っとけ! Ubuntu道場! ― 第42回

~師範、OpenOffice.orgとLibreOfficeの違いって何ですか?~

2011年05月12日 16時00分更新

文● hito(Ubuntu Japanese Team) イラスト●瀬尾浩史

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LibreOfficeの特徴

編集S:OpenOffice.orgから分離した、もうひとつのオフィススイート、っていう理解はできた、つもり。

あわしろいくや:まあ基本はそれでいいですな。あと把握しておくべきなのは、「毎月リリースされて、半年に一度はメジャーバージョンアップ」というのが基本だ、ということです。

やまね:定期リリース重要、と。

あわしろいくや:OpenOffice.orgのリリース周期が不安定だったこともあって、定期リリースを選んだわけですな。

編集S:毎月、か。

ミズノ:Ubuntuで使ってる場合はあんまり関係ないですけどね。

小林:Ubuntuの場合、あくまでリリース時点に含まれていたものが基本になりますからね。

hito:Windows環境で使う場合、とにかく最新にしたい人はちょっと大変かもですね。最新にすべきかどうか、というのはまた別の話なんですけど。

あわしろいくや:ですな。リリース優先なので、ちょっと致命的な問題がそのまま残っていたり、という可能性は常にあります。できるだけ潰そうとはしているんですが。

さかもっちー:開発者が大変そう……。

あわしろいくや:ちなみに主要開発者のほとんどはNovellの人ですな。

さかもっちー:SUSEの人たち?

あわしろいくや:イコールかというとちょっと悩みますが、どっちにしろNovellパワーのおかげでLibreOfficeはまわってます。

やまね:Novellえらい。

hito:Novellちょーえらいですよ、そういう面では。たまに翻訳に地雷を混ぜ込んできてコワイですけど。「ニッケルメタルハイドライド」って何のことかと。

ミズノ:ハイドライドの新作が! フェアリーランドに危機が迫る!

やまね:ニッケル水素電池をそのままカタカナにしちゃったのか……。

あわしろいくや:まあ、定期的にリリースする「タイムラインリリース」は、「いつまで経っても新バージョンが出てこないよりは、多少不具合があってもリリースする方がいい」という考え方ですな。

小林:リリースしないとユーザーが増えないから洗練されない、という側面もありますね。

hito:企業論でよくある、「小さく失敗する」という考え方でもありますね。

やまね:小さく素早く失敗を繰り返して、確実にフィードバックする方が強い、と。

編集S:まあ考えてみれば当たり前のことではある。

あわしろいくや:だからといって、Windowsのユーザーが毎月アップデートできるかというとそんなこともないですし……。

小林:なにか致命的な問題があって、最新版を利用できない、なんてジレンマに陥る可能性もあるわけですね。

編集S:難しいところだなー。


(次ページへ続く)

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