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大河原克行が斬る「日本のIT業界」 ― 第15回

ひとり勝ちソフトバンクを追うドコモ、無策に泣いたKDDI

Galaxy S発売! キャリアが「スマホ・シフト」する狙いとは?

2010年11月04日 09時00分更新

文● 大河原克行

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 NTTドコモが、10月28日から、韓国サムスン電子が開発したスマートフォン「Galaxy S」の国内販売を開始した。

早朝から量販店を積極的に訪問したドコモの山田社長

 この日、NTTドコモの山田隆持社長は、早朝から東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAKIBA、有楽町のビックカメラ有楽町店を精力的にまわり、「ぜひGalaxy Sの良さを体感して欲しい」と呼びかけた。

 山田社長によると、Galaxy Sの発売前の予約数は5万台以上に達し、一部予約者には発売日には製品を手渡すことができず、11月にずれ込んだという。

 「予約数でいえば、今年4月に発売した「Xperia」(ソニー・エリクソン製)とほぼ同じ。Xperiaは月10万台を販売したが、Galaxy Sも年内の2ヵ月間は、同等規模で製品を用意している。有機ELは品不足であることは確かだが、韓国サムスンには、日本の顧客の反応がいいので、ぜひ日本に向けて安定した出荷をお願いしたいと話している」

 「さらに、来年1~2月分は、これにプラスアルファで入荷できるような形でお願いしている」と、出足の良さに自信を見せる一方、早くも品薄を懸念する状況だ。

女優の堀北真希さんやダース・ベイダー卿も登場するなど、力を入れたイベントになった

 同日午後に行われた同社の2010年度上期決算会見では「iPhoneには、XperiaとGalaxy Sの2機種で対抗できる。スマートフォン戦略の主力となるこの2機種で、純増数を獲得していきたい」と、スマートフォン市場でのシェア拡大に意欲をみせた。

品薄店舗も続出し、初速も好調な様子

 Galaxy Sの詳細な仕様は他稿に譲るが(関連記事)、SUPER AMOLED(スーパー有機EL)ディスプレイの搭載、4型タッチパネルディスプレー、フルハイビジョン動画再生、ハイビジョン動画撮影を実現。118gと軽量で、1cmを切る薄さを実現した超高精細スマートフォンと位置付けている。

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