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ニコ動でゲーム実況してたら漫画家に 「するめいか」作者が語る

2010年07月09日 12時00分更新

文● ノトフ

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「ゲーム実況してたら漫画家になったので、その漫画を自分でアニメにしたんです」と言う。少し意味がわからない

 動画サイトが流行し、音楽PVやアニメなどが気軽に見られるようになった。その流行は見る側だけでなく、作る側でも盛り上がりを見せている。その恩恵を受けているジャンルの1つに、自主制作(インディペンデント)アニメがある。

 見る側が多ければ、作る側も盛り上がる。今では多くのアニメ制作者たちがしのぎを削り、動画サイトに投稿している。

 その中で一線を画しているのが「するめいか」だ。この作品が面白いのは、原作として連載している漫画があること。そこまでなら普通だが、作者であるルーツ氏自身がアニメの制作をしているのだ。漫画家が連載をしながらアニメをつくるなんて聞いたことがない。

 するめいかの内容は「おしゃべり」がほとんど。東京の下町・亀戸を舞台に、女子高生が漫才のようにしゃべくるという内容だ。ネタが面白いのはもちろん、毎回のようにアイキャッチが凝っていたり、オープニング映像が微妙に変化していたりと、遊び心が随所に見られる。

 漫画連載とアニメ制作。作者のルーツさんはなぜ、そんなムチャなことをやろうと考えたのか。そして器用にもやってのけるのか。いったい彼が目指すものはどこにあるのか。彼の考え方・生き方に、新しいクリエイターの「道」が見える。

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