「そのときの自分が一番楽しく語れるものを書くのがベスト」
―― では、ライターとしての今後の目標を教えてください。
山田井 やっぱり、自分の本を出したいという気持ちが強いです。それはサイトがらみでもいいですし、全然違うものでもいいですし。武田さんみたいに。
武田 いやいや、自分で何か動いてというわけでなく、たまたまお声をかけていただいたという、運に恵まれた格好ですから。ただ、ぼくももう一度本を出したいという気持ちがありますね。
―― サイト管理人としてはどうでしょう?
山田井 読者が増えるように頑張りたいですね。今後も自分の興味の移り変わりで、扱うジャンルの比重が変わっていくと思うんですよ。そのたびに読みに来てくれる人は変わると思いますが、今までも1000人減って2000人増えるみたいな感じで増えていったのかなと思うんですね。それを繰り返しながら成長していったらいいですね。
―― サイト管理人さんの中でも「昔からの読者を離したくない」というふうに考えている人は多いと思いますが、「離れていってもいいや」という考えは初めから持っていたんですか?
山田井 長くやっているうちですね。最初の読者に受けるものをとやっていると「そのやり方で受け入れられて来たんだから今後もそれをやらないといけない」という自己暗示というか呪いにかかってしまうと思うんですよね。
それに、個人サイトは変化すべきだとも考えています。ニュースサイトのように客観的な情報を扱うところは別ですけど、個人の主観を織り交ぜたコンテンツを発信するなら、そのときの自分が一番楽しく語れるものを書くのがベストな気がするんですよ。歳をとれば書き方も変わってくるでしょうし、興味も移り変わるのが自然でしょうから。
そうやって長く続けていたら、昔見ていてまた戻ってきてくれる人も出てくるかもしれませんし、ぼくの変化を見続けてくれる古参の読者も増えるかもしれません。けっこう「昔から見ています」というメールをいただくんですけど、それはやっぱり嬉しいです。
―― 今後、メインになりそうなジャンルがぼんやりでも浮かんでいたら教えてください。
山田井 今だったら、ご当地モノのゆるキャラだとか、町おこしや村おこしのちょっと変わったイベントですかね。萌えブームに中途半端に乗っかって、ターゲットが見えないようなものもありますし、昔ながらの祭りを盛り上げているところもあったり、結構奥が深いんですよ。でも、半年後には変わっているかもしれませんね(笑)。
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| 現在もHTMLで構築している理由は、テキストサイト時代の意地等ではなく「単にきっかけがないだけです。ブログが流行った当時は、色々な人にブログの可能性を熱く語っていましたけど、自分のやり方は一向に変えられないという感じで(笑)」という。ただし、取材後にRSSの配信へ対応するように改良している |
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