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古田雄介の“顔の見えるインターネット” ― 第62回

ZAKZAK・夕刊フジ創設に携わった記者のネット報道作法

2009年12月07日 12時00分更新

文● 古田雄介

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実際に取材した記者の目と耳と肌で、あさま山荘事件や日航機墜落事故、飛騨川バス転落事故などの事件事故について詳しく書いている。その一方で、八ヶ岳の大自然についても繊細に書き綴っている

 ネットの黎明期からスタートしたホームページには、管理人の日常から趣味の情報まで盛り込んだ「何でもアリ」のコンセプトが多数みられた。そうしたサイトは、運営を重ねていく上で、読者のニーズや管理人の専門性によって次第にコンテンツを絞っていく場合が多い。その中で、スタートから10年以上経過し、それぞれのコンテンツを深く広く成長させている「八ヶ岳の東から」は珍しいケースといえるだろう。

 しかも、何でもアリの幅が広い。山岳の自然や動物に関する情報やそこで暮らすアウトドアな日々の記録と、運営者の宮崎健氏が新聞記者時代に追った事件の詳細なレポートが肩を並べている。両者はまったく別物のコンテンツだが、それぞれ根強いファンが存在し、コンテンツの充実度からみても両立が成立している。これはおよそ70年、仕事でもプライベートでも密度の濃い時間を過ごしてきた宮崎氏だから可能なことかもしれない。

 顔の見えるインターネット 第62回は、宮崎氏がホームページを運営する理由とそれぞれのコーナーのコンセプトについて伺った。そして、取材のなかで、記者畑を長年歩んできた同氏の目から見た現在のネット社会についての考察も聞かせてもらった。

八ヶ岳の東から

 1999年11月にスタートしたサイト。コンテンツは山梨県境まで広がる長野県の「八ヶ岳」にまつわる情報が中心で、ページを下にスクロールすると「野鳥とリスを呼ぶ」「八ヶ岳雑記帳」「温泉巡り」などのコーナーが見られる。また、最下部近くには「ブン屋の戯れ言」「ブン屋のたわ言」「ブン屋の世迷い言」からなる「ブン屋シリーズ」が並んでおり、宮崎氏が現場に立ち会った様々な事件事故のレポートが読める。

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