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| 佐藤氏イチオシの「旧岩淵水門」。支柱の間に赤い鉄板が吊られるローラーゲート方式の水門(Floodgate)だ |
ダムや工場などの建造物を愛でるブームは、2007年頃に建設系マニアサイトを中心に火がついて、現在もサブカルの1ジャンルとして独特の存在感を放っている。
この隆盛の最先端で音頭を取るのは、団地マニアの大山氏やダムを愛する萩原氏といった同系サイトの管理人たち。その彼らが先駆として一目を置いているのが、今回インタビューした写真家の佐藤淳一氏だ。
佐藤氏は水門の写真撮影をライフワークとし、1998年頃から日本全国や欧州に至るまで多様な水門をレンズでとらえ、自身のサイト「Floodgates」で公開し続けている。ダムサイトの萩原氏は、「土木建築鑑賞趣味サイトの第一人者として、また土木建築鑑賞をポップなテキストで書いた第一人者として」佐藤氏に話を聞くべきとメッセージを送ってくれた。
さて、水門といっても、多くの人にとっては「川に遊びに行ったとき見たかもしれないけど、よく分からない」程度の存在かもしれない。そこに人生の何割かを捧げるほどハマる何かがあるのか? 佐藤氏に尋ねると、自身の感性を余すことなく理性で分析した非常に分かりやすい答えをもらった。顔の見えるインターネット 第54回は、そんな佐藤氏の視点から、水門および建造物を「マニア的に」鑑賞するコツを学んでみたい。
Floodgates
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1995年スタートの「jsato.org」から独立する形で、1998年にスタートした水門写真の専門サイト。1門1枚を原則に、撮影したその日にアップするスタイルで淡々と写真を増やしていった。現在は、Google Map連動の写真共有サイト「Panoramio」を利用した更新を中心に活動している。
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