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都庁前iPhoneクラブ 第7回

都庁前iPhoneクラブ・キーボード選びは計画的に!の巻

2009年06月07日 15時00分更新

文● 都庁前iPhoneクラブ製作委員会

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パソコンに慣れてるから「フルキーボード」

カリー:まぁ愛はともかく、なぜマッチャンはフルキーボードなんですか?

ケータイに造詣が深いマッチャンだが、意外と普通のケータイ入力は苦手らしい

マッチャン:僕は、フルキーボードのほうが結果的に頭を使わないで済むからいいんですよね。というのも、僕はケータイでは「ポケベル入力」していたので、テンキー入力に慣れていないんです。

 例えばポケベル入力だと「あ」って「11」なんです。「き」だったら「22」って感じ。1回目の入力で「あ」「か」「さ」……といった行を選んで、2回目で「あ」「い」「う」……という段を指定する方式ですね。iPhoneでもポケベル入力ができればいいのにと思うんですけど。

ニッシー:ポケベル入力だと、1文字あたり2回押せば済みますよね。僕がやってるような普通のケータイ打ちだと、「お」だったら5回押さないとならないからなぁ。

カリー:それなら断然、テンキー+フリックがオススメですね。中央のタップか、上下左右にフリックするという1度の操作で1文字入力できる。

マッチャン:テンキー+フリックが早いってのも分かりますが、僕の場合、キーのどこに何が割り当てられているかが覚えられなくて、少し考えないと入力できないんです。

ニッシー:文章を考えるはずが、押すキーに頭を使ってしまうという。最初に慣れたのがフルキーボードだからというのはないですか?

マッチャン:いやぁ、すごくあると思います。僕もフリックでがんばろうとしましたが、結果的にフルキーボードの方が勝手に手が動くんですよね。この方が、もう「きょうはとちょうまえにきています」という感じで、さくさく動く。

ニッシー:確かに速い。

マッチャン:考えないで行けるんですよ。

カリー:マッチャンはひたすら入力して速くしたんですか?

BlackBerry Bold

右が国内ではNTTドコモが販売しているスマートフォン「BlackBerry Bold」

マッチャン:いや、フルキーボードだとパソコンとキーボードと配置が一緒じゃないですか。だから、最初からあまりストレスなく使えています。パソコンでキーボード入力に慣れてるなら、指を微調整する感覚をつかむだけで、速く打てると思いますよ。パソコンに慣れていたら、BlackBerryが使いやすいというのと同じ話です。逆にBlackBerryは、ケータイしか使ってない人にとってキー入力が苦痛だと思いますが……。

ニッシー:僕はテンキー+タップですが、結局、ショートメッセージとかはiPhoneじゃないケータイで打ってるので、それと入力方法を揃えたいというのが大きいんですよ。

マッチャン:似たような理由ですよね。僕はパソコンの文字打ち量が多いのでそっちと合わせたい。普段の生活がテンキーベースなのか、フルキーボードベースなのかで、iPhoneでの入力方法を選ぶといいと思います。

ニッシー:フリックはその辺特殊というか、覚えなきゃいけないじゃないですか。

カリー:うーん、無駄がないから早いんですけどねー。といっても、俺も日本語はマスターしましたが、実はアルファベットの位置が覚えられない(笑)。「NHKに行きます」とか打つときに「うぉおお……、N、H、K」と英字だけえらく遅くなってしまう。

 日本語の「あ行」「か行」「さ行」……ってそれぞれ5文字の枠に収まっているじゃないですか。だからキーの中心をタップすると「あ段」、キーを左にフリックすると「い段」、上が「う段」……というパターンで「わ行」まで覚えやすいんです。英語はそうした周期性がないので、なかなか身に付かないんですよね。

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