SaaSではなくS+S
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| 米マイクロソフトの、S+Sのページ |
ただ、すでにSaaSに属するサービスは多数存在しており、Microsoft Online Servicesと同様の機能を提供するサービスも少なくない。では、それらと何が違うのだろうか?
ここで1つのポイントになるのは、マイクロソフトが「Microsoft Online ServicesはSaaSではなくソフトウェア+サービス(S+S)」と説明している部分だ。
SaaS形態で提供されている多くのサービスは、アプリケーションを利用するアプリケーション(プラットフォーム)としてWebブラウザを利用している。Webブラウザを起動してサービスのURLを入力、ユーザー認証などを経て利用する、Webアプリケーションというわけだ。
Webアプリケーションは条件を満たしたWebブラウザさえ動作すれば利用できるため、環境を選ばないというメリットがある。ただ、一方でデスクトップアプリケーションに比べるとユーザーインターフェイス設計の自由度は高くない。このため、多くの機能を実現しようとするとデスクトップアプリケーションのほうが使い勝手がいいというケースは存在する。
ただ現実的な問題として、一般のSaaS事業者がデスクトップアプリケーションを開発するのは、開発費やサポート、メンテナンスコストまで考えるとなかなか難しい。特にデスクトップアプリケーションは、OSやほかにインストールされているソフトウェア、さらにはハードウェアにも影響を受けるため、サポートコストの負担が重くのしかかる可能性は十分に考えられる。
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| マイクロソフトの、S+Sの利点を説明したページ |
一方マイクロソフトは、はすでにオフィススイートの膨大なインストールベースがあり、新たにデスクトップアプリケーションを開発する必要はない。むしろユーザーサイドにおけるオフィススイートの利用価値が高まるメリットの方が大きいだろう。
また、Webブラウザからのアクセスに限定したライセンスであるDeskless Workerを用意していることからも分かるとおり、BPOSはWebアプリケーションとしての利用も可能である。このようにユーザーの環境に合わせて、デスクトップアプリケーションとWebブラウザのいずれかを選択できるのは、BPOSの大きな強みだと言える。
次ページに続く
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