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転職経験あり! 仕事人たちのストーリー 第23回

自分と会社の価値観が違うとき……第2新卒世代は、転職で飛翔する

2007年06月14日 00時00分更新

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自分は逃げているのかもしれない……ネガティブな条件でも、転職活動に活きるものを探してみる

 2006年12月1日にプロスパークに入社した山本さんは、ソリューション事業部でzope/ploneを用いた新規サイト・サービスの構築に従事している。ちなみに、就業時間は午前9時~午後6時。周囲に手本となる尊敬すべき先輩が多くいることを含め、今の職場にとても満足しているという。会社とそこで働く社員と自分自身の価値観や目指す方向が一致した結果である。

「そもそも転職のきっかけは『こんな生活を続けたくない』というネガティブな“逃げ”とも言えました。転職常識的にもマイナスであることは間違いないでしょう。でも、それは人生を有意義なものにするために仕事を変えるという、まず何より自分にとってポジティブな側面があったとも思います。おおよその物事は、ネガティブにもポジティブにも捉えることができますし、たとえ一時的に物事が上手くいかなくても、チャンスはあるのだとこれからも考えたいです」

 社会人として本当のスタートを切った山本さんは、どんなときも周囲に流されることなく自分の意志はしっかりと持ち、堅実に経験を積み重ねていきたいと語る。

「今、仕事をする上で大切にしていることは、やはり残業するのではなく、いかに短い時間を有効に使えるかだと考えています。だから限られた時間の中で多くを吸収し、成長していきたと思います。そして、いつか先輩たちのようにマネージメントができる人材になりたいと思います。目標とする人が身近にいるので仕事もやりがいがあります」

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