2007年03月15日更新
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松尾聡さん(30) 日本ヒューレット・パッカード株式会社
コンサルティング・インテグレーション統括本部
コアソリューション部
キャリアパスを実現するには、日々の業務で培われる経験と知識が欠かせない。独立系SI会社から日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)へ転職した松尾聡さん(30)は、絶えず5年後に就くポジションを想定して仕事に取り組んできたという。そんな彼に、将来を見据えたキャリアパスの組み立て方と、最新技術を得るために自身のこだわりだという情報収集術を聞いた。
大学で自動車に関する機械技術を研究していた松尾さんは、1998年の「Windows 98」発売とコンピュータ・ブームの到来に、これからの時代は必ずコンピュータ関連の事業が重要になると確信。専門外であるプログラマとして、独立系のSI会社に入社した。
最初の2年間にプログラマの基礎を学び、3年目からはサーバの設定やプロジェクトリーダーとしての役割も担うように。その2年後には、エンジニアとして成田空港で行なったRFID(注1)実証実験システムの構築と保守をする職務に参加した。
注1:RFID(Radio Frequency Identification)
電磁界や電波を利用した認証技術の総称。電波による非接触通信とICチップを利用した認証が主流となっている。
「キャリアパスを描くときに大切なのは、数年後の社会の状況を考慮して自分の目指すポジションを決定することだと思います。私は5年を一区切りにしてキャリアパスを考え、自分の経験やスキルに合わせて微調整しながら必要なことを積み重ねてきました」
「この5年という年月の内訳は、現ポジションでの仕事を覚える3年と実績を上げるための2年です。私の場合は、コンピュータの重要性が高まることを想定して、エンジニアとして5年間働き、成田空港で海外の人と仕事をしたことによって、もっとグローバルなフィールドで仕事をしたいと本格的に考えるようになりました」
RFIDというアメリカ発の技術を使い、アメリカ人の技術者と働くことで、「世界で活躍できる人になりたい」という新たな目標を見出したのだ。そこで松尾さんは、目標の実現に向けて転職活動を開始。思い描いたキャリアパスを実現できる会社として日本HPを選んだという。