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2007年08月02日更新

転職の高いハードルは越えられる! IT系から組み込み系エンジニアになる方法

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社 モノづくりソリューションチーム 制御Pro 小崎貴輝さん

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社
モノづくりソリューションチーム
制御Pro 小崎貴輝さん

組み込み系エンジニア職の求人数は増加傾向にある。だが、専門的な技術が必要とされるため、Web系や業務系の開発など同業種の経験者でも転職が難しいという。しかし、組み込み系エンジニアとしての経験がゼロに近い状況から、その道のプロになった人もいる。その1人がテンプスタッフ・テクノロジーの小崎貴輝さんだ。小崎さんは、メーカーでエンジニアとして活躍した後、現在は組み込み系エンジニアの講師をしている。そんな小崎さんに、組み込み系エンジニアへの転身の経緯を聞いた。

紆余曲折の経緯
ハードルが高くても、組み込みエンジニアへの転身を決意

 小崎さんは、高校生の頃にパソコンを買ってもらったことをきっかけに、コンピュータに興味を持った。高校卒業後に情報処理の専門学校に進み、情報処理や言語の基礎を勉強。その後、1995年に運送会社の情報システム部門に就職した。

「運送会社では、ExcelやVisualBasicを活用して運賃計算や配車システムの設計・構築・運用に携わっていました。入社して2年もすると、C言語を用いてFAシステム(ファクトリー・オートメーション・システム)を端末に組み込む仕事を任されるようになりました。その端末はフォークリフト(注1)に取り付けられ、荷物の出荷指示や運び場所を指定するものでした」

注1:フォークリフト
フォークリフトとは、工場構内などで荷物を運搬するための特殊な自動車。

 社内で活躍の範囲を広げ出した小崎さんだが、上の意向だけで方向性が決まる会社のあり方に疑問を抱いていたと言う。そこで1998年転職。しかし、転職先の会社では“突然の危機”に見舞われたという。

「転職先の会社では、取引先に社内SEとして出向き、仕事を担当しました。ところが、1年後には会社が解散することになってしまったのです。困っていたところ、出向していた営業代理業務を行なっている会社から、社内SE担当の社員として誘われました。それで、何とか職に就くことができました」

 小崎さんは、その会社で顧客情報の入力や出力、上位店への帳票の提出に使用するシステムの開発に携わる。また、この頃から組み込み系エンジニアの道を目指すキャリアプランを立て始めたと言う。しかし、これまでの経歴を見ると、組み込み系の開発経験は運送会社でのFAシステムくらいだ。なぜ組み込み系へ転身しようと考えたのだろうか。

「実は漠然とですが、学生の頃からずっと『世の中に残るものを作りたい』という思いがありました。父親が建築関係の仕事をしていたので、その影響があったのかも知れません」

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