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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第6回

ぼくはまちちゃん! こんにちはこんにちは!!

2007年09月03日 17時01分更新

文● 古田雄介

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私は19歳です


── 本日はよろしくお願いします。

はまちや2 はいこんにちは! よろしくね!

自称19歳の“はまちや2”氏。14歳の美少女“はまちや”さんに命令されて、キーボードを叩くだけの役割という。彼は「絶対に“はまちや”さんと同一人物でしょ」「人生の半分くらいは昭和を生きてませんか」という筆者の突っ込みを頑に否定し続けた

── 単刀直入に聞きますが、なぜ“はまちちゃん事件”を起こしたんですか?

はまちや2 事件を起こしたのは、ぼくじゃなくて“はまちや”さんだよ(笑)。“はまちや”さんは、“はまちちゃん事件”のあとに引退しちゃった。僕は今、彼女に拘束されてあのブログを更新しているんだ。


── ウェブサイトの弱点を見つけたときに、なぜ専門機関や管理者に連絡せずに、クラッカー的な行為で世に知らしめたんでしょうか。

はまちや2 彼女は、「第一に目立ちたいから」って言ってたよ(笑)。あと「普通の人は、専門機関のようなお堅いサイトを見ないから、ジョークのような手段で公開したほうが分かりやすいでしょ」だって。

 彼女に言わせると、一見安全そうに思えるウェブサイトやウェブサービスでも、まだまだ知らない「実はコレやばいんじゃないの」って危険が潜んでいるそうなんだ。そういう状況を、誰の目にも見える形で、面白く、かつ分かりやすく伝えたかったんだって。


── やっぱりmixiの運営側から苦情はきたんですか?

はまちや2 アカウントを削除されただけだったようだね。“はまちや”さんが言ってたんだけど、あの騒動を起こしてからマイミク申請やメッセージが殺到して、メールボックスが大変なことになっていたそうだよ。その中に「アカウントを削除する」という運営側のメールも埋もれていて、あやうく見逃すところだったって(笑)

マイミク申請 友人リストに追加申請する行為。mixiでは、マイミク申請やメッセージを受けると、ユーザーが最初に登録した一般のメールアドレスに、その旨を通知するメッセージが届く。


(次ページに続く)

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