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月刊 格安SIM王 第18回

赤ROMってどこで判別すればいい? 今オススメの1台は?

格安SIMのスマホ調達は中古が良い理由! 中古購入Q&A

2016年07月22日 11時00分更新

文● 正田拓也 編集●ASCII.jp

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素朴な中古端末Q&A

 このほか、中古端末購入の疑問にいくつか答えたい

Q:購入に際して、真っ先にするべきことは?

A:ネットワーク利用制限携帯電話かどうか自分で確認してみよう(いわゆる○、△、×の判定)。特に個人売買やネットオークション、フリマで購入するときは注意が必要だ。

オークションなどで購入した場合は、必ずネットワーク利用制限携帯電話かどうかチェックしよう


Q:OSのバージョンが古いAndroid端末を買っても大丈夫?

A:新しいほうがセキュリティー、アプリの対応という面で有利。バージョンの問題というよりも、そこまで古い機種だと性能的に最新のアプリが快適に動くか怪しいという問題も出てくる。

 Android 4.4、できればAndroid 5.0以降の端末を選んでおくと不満なく使える。そしてメーカーがセキュリティーなどで問題が生じた場合にアップデートを行なうかどうかも確認しておきたい。

Androidは最低でも4.4の「KitKat」以降をオススメする


Q:中古スマホはどの部分が壊れやすい!?

A:程度の差でわかりづらいのがバッテリーの劣化。こればかりは運でしかないが、充電端子まわりのスレ具合など、使い込み具合で判断するしかない。

Q:傷ついていて安いB級、C級品を買っても大丈夫?

A:気にならないならOKだが、前述の通り酷使されてバッテリー劣化が進んでいる恐れがあるのと、ひび割れなどは防水性能の低下が心配だ。よく理解したうえで選びたい。

iPhoneなど自力でのバッテリー交換が不可の端末は、ある程度覚悟が必要だ


Q:ショップの宣伝はどこまで信じて良い?

A:IMEIなど識別番号などをよく確認して選ぶなど、前述した基本的な選び方をしっかり行ないたい。機種の特徴はショップのPOPを鵜呑みにせず自分で公式情報でチェックするに限る!


Q:メーカー保証はどうなってるの?

A:1年間の通常保証については購入したキャリアショップで修理を受け付けてくれる場合もあるが、格安SIMでの動作チェックなどはできないため、状態によっては対応してもらえない場合もある。心配なら独自保証があるショップで購入を。

中古ショップ「USED MOBILE」では、購入した端末が赤ROMだった場合、100%返金を謳っている


Q:今買うならどの中古端末がオススメ?

A:ブランドによっては新しい世代の端末が意外に安いこともあるが、最近は安いSIMフリーが出回っている分、中古端末のメリットが薄くなっている。

 ずばり、中古で買うべきはAndoroidなら最高スペックの最新機種か1~2世代古い機種。最新格安SIMフリー機と同等か少し上ながら、国内で使うには便利なおサイフケータイなど便利な機能が満載だからだ。iPhoneならiPhone 5s/5cの世代ならドコモ版があり格安SIMでも使え、気軽に買える値段でちょうど買いどきだ。

iPhone 5sが狙い目だ!

■関連サイト

(提供:ケイ・オプティコム)

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