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月刊 格安SIM王 第26回

スマートウォッチ、VR、IoTタグ……今年こそ元年になる!?

スマホとつないでちょっと便利で楽しくなる周辺機器カタログ2017

2017年03月21日 11時00分更新

文● 正田拓也 編集●ASCII.jp

提供: ケイ・オプティコム

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スマホに楽しさや利便性を加える周辺機器を一挙紹介!

スマホをハードウェアで機能拡張!

 スマートフォンの機能拡張といえば、アプリをたくさん揃えて使いやすくする“ソフトウェア”的なものがほとんだったが、今回は“ハードウェア”を使った機能拡張を取り上げる。すでにメジャーなワイヤレスイヤホンから、2017年こそ“元年”を迎えるかもしれないVR、スマートウォッチまで、装着・連携することでスマホをちょっとだけ便利にする周辺機器を集めてみた。

2017年も夜明け前のまま?
肩肘はらずに挑戦してみたいスマートウォッチ

あのアップルをもってしても未だに元年を迎えることができないスマートウォッチ。2017年はどうなる?

 毎年のように話題になっては埋もれ、を繰り返しているスマートウォッチ。嗚呼、元年が訪れるのはいつの日か……とまでは言い過ぎかもしれないが、これまで爆発的に普及するようなタイミングはなかった。あのアップルが新製品を投入しても潮流に大きな変化はなかったと言っていい。今では街を歩くとごくごくたまに全面液晶画面とおぼしき時計をはめている人をみかけるようになったが、みんなが便利に使っているという状況にはほど遠い。

 すでに時計をはめる習慣がなくなってしまった人に対して、無理に時計を持たせることはできないとしても、今までの時計と遜色ないデザインや機能があれば、まだまだスマートウォッチが伸びてくる可能性はある。あまり“スマートウォッチを付ける”ということを意識せず、デザインで選んでみてはどうだろう。

 それにプラスしていちいちスマートフォン画面を見ていたものが、手元の時計の表示部分だけ見れば済んでしまうのだから、あまりスマートウォッチだからこうしなければならないという気持ちを持たず、気楽に持ってみるのも悪くない。

もし今ゲットするならコレ!
SKAGEN「ハイブリッドスマートウォッチ HAGEN」

SKAGEN「ハイブリッドスマートウォッチ HAGEN」実売価格3万1320円

 選んだのはSKAGEN(スカーゲン)のハイブリッドスマートウォッチ「HAGEN」。一見アナログの腕時計だが、Android/iOSのスマホと連携して各種着信をバイブで知らせてくれる。そしてインダイヤルの針が指す方向で「誰からの着信か?」を最大6箇所まで判別可能。スマートウォッチの弱点であるバッテリーもボタン電池で約半年間持つ。案外、最初に買うスマートウォッチはこのくらい腕時計に寄ったモデルを選択したほうが長続きするのかも。

その場でプリントして、春のイベントを盛り上げる
スマホ連携モバイルプリンター

 スマートフォンからの印刷は面倒だと考えている人がいるかもしれないが、じつは最近ハードルが下がっている。いつの間にか、たいていのプリンターでは対応アプリをインストールすることでWi-Fi経由での印刷が可能になっているのだ。そして次は、持ち運べるスマホ連携プリンターの波が来る。スマートフォン撮った写真をその場で印刷して見られるわけだ。

 また、枯れた製品だったはずのインスタントカメラが富士フイルムの「チェキ」によって“生まれ直した”とでも言うべき大流行をもたらしたように、その場で紙焼きできる利便性や、紙ならではの取り回しの良さは他に変えられない良さがある。

 ちょうど花見をはじめ春のイベントや新環境での歓迎会が控えている。“撮って出し”できるモバイルプリンターが1台あれば、イベントも盛り上がり間違いなしだ!?

もし今ゲットするならコレ!
エレコム「スマホでフォトプリント eprie」

エレコム「スマホでフォトプリント eprie」実売価格1万1000円前後

お手軽VRをちょっと高級なもので使ってみる!?
「Google Cardboard」規格のVRヘッドセット

ボール紙とスマホでVRが楽しめる「Google Cardboard」規格のVRヘッドセット

 手軽を高級? ちょっと何言ってるかわからない……と思うかもしれないが、昨年から手軽なVR体験手段として「Google Cardboard」規格のボール紙でできた安価なヘッドセットがあちこちで配布され、対応コンテンツも豊富な状況だ。しかし、安いプラスチックレンズだったり、ボール紙なのですぐボロボロになってしまったりと、決して良いものではない。また、もらえる機会は多いものの、使いたいと思ったときには手元にないというジレンマもある。

もし今ゲットするならコレ!
カールツァイス「VR ONE Plus」

カールツァイス「VR ONE Plus」実売価格1万7064円

 一方で「Google Cardboard」規格のゴーグルは市販品も存在する。ボール紙製の配布品と変わらない品質の格安品もあるが、やはり目に近い光学機器はちゃんとしたモノを使いたいという方にオススメしたいのが、「カールツァイス VR ONE Plus」。4.7型から5.5型までのスマートフォンに対応し、眼鏡をかけたままでも利用できる。レンズは光学機器の名門カールツァイス製とくれば、ブランドも性能も申し分ないだろう。

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