ハイレゾ製品が拡大するオーディオ業界
オーディオ業界も“ハイレゾ”という高解像音源で沸いた。ハイレゾ自体は昨年から盛り上がってきたが、2014年にJEITA(電子情報技術産業協会)がハイレゾ音源の定義を公開。ロゴについても統一していく方向だ。
製品では、ソニーがハイレゾ対応の小型&低価格プレーヤー「ウォークマン A」シリーズを投入し、さらに話題性が高まっている。
ハイレゾ音源についても、moraが本格的に音源の配信を開始するなど、急速に楽曲数が増えてきている。
頻繁に開催されるオーディオイベントには人、人、人……
そんな熱気のある市場だけに、オーディオ関連イベントが頻繁に開催。来場者の数もかなり多い傾向にある。
コンパクトサイズ&大迫力のBluetoothスピーカーが人気に!
ハイレゾ以外で盛り上がりを感じたのはBluetoothスピーカー。2013年にボーズが発売したポータブルスピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker」がヒットし、それからBluetoothスピーカーの快進撃が続いている。この勢いは2015年も続きそうな雰囲気だ。
イヤフォン/ヘッドフォンは高音質志向へシフトか?
もちろん、イヤフォン/ヘッドフォンの人気も健在。2014年は低価格な製品を使っていたユーザーが高音質な製品へシフトする傾向が顕著で、音質をウリにする製品が多数登場した。
「radiko」の全国展開や「Technics」の復活も話題に
そのほか、「radiko」の全国聴取が可能になったり、パナソニックがオーディオブランド「Technics」を復活させるなど、興味をそそる話題も多かった。2015年はどんな製品・サービスが登場するのか、大いに期待したいところだ。