ヘッドフォン・イヤフォン専門店「eイヤホン」を展開するタイムマシンが主催するポータブルオーディオ機器のイベント「ポータブルオーディオフェスティバル」(ポタフェス)が、ベルサール秋葉原にて本日(6月28日)開幕した。明日6月29日まで開催する(入場無料)。
1Fにはイベントステージがあり、ORBがケーブルの自作教室を行なっていた
同じく1Fにあるbeatsブースはサッカー場のイメージ。奥には松屋も店を構えており、牛丼を売っていた
5回目を数えるこのイベント。前回はベルサール秋葉原の1Fがイベント/ライブ会場、2Fが展示会場という構成だったが、今回は地下1Fがライブステージとなり、1Fにはイベントステージ、2Fに展示会場という構成で規模が拡大している。
ライブステージは地下1Fに移動
パイオニアやNumarkなどは地下1FでDJ用製品を展示していた
ライブステージでは結城アイラさんやYeo Heeさんなどがライブを行う予定(29日)で、イベントステージではケーブル製作講座などが行なわれていた。
展示会場には57もの企業ブースが並び(全体では65)、各社それぞれにヘッドフォンなどの試聴機材を用意。製品担当者が来場者と直接意見を交わしていた。
人だかりができていたアユートのブース。27日に発表されたばかりのハイレゾプレーヤー「Astell&Kern AK100II」の試聴ができる
ヒビノインターサウンドのブースでも、同じく27日に発表されたばかりのハイレゾプレーヤー「DX90i」の試聴が可能だ
イーケイジャパンは真空管+クラスDアンプのハイブリッドアンプキット「TU-H82」を展示。はんだ不要で組み立てられ、縦置きも横置きも可能だ。今秋発売予定
同じくイーケイジャパンのブースでは、ポータブルタイプの真空管ハイブリッドアンプ「TU-HP01」も展示。入力部に真空管、出力部にオペアンプを採用し、オペアンプは差し替えも可能
中村製作所はヘッドフォンコンディショナーの新モデル「NXT-2AK」を参考展示。フルバランスに対応し、ハイレゾ音源もOK
オヤイデ電器はハイレゾプレーヤー「X5」専用のアンプスタッキングキットを参考展示していた
TDKが参考展示していた、スマホ用ヘッドフォン「ST560s」。40mmドライバーを採用し、スマホ用リモコンも搭載する
テックウインドは、本日発売開始のWestoneブランドイヤフォン「W60」を展示。BAドライバーを6基搭載する
モダニティのブースでは、SMS AudioのSTARWARSデザインのヘッドフォンを展示。全部で4種類ある(右の写真はStormtrooperモデル)。40mmドライバーを採用
ハイレゾプレーヤーやヘッドフォン、イヤフォン、そしてポータブルアンプ……ポータブルオーディオ機器は現在かなり勢いのある市場であり、ユーザーの注目度も高い。今回のポタフェスはその熱気を実際に肌で感じられるイベントなので、興味があれば足を運んでみていただきたい。
なお、ASCII.jpでは来週からポータブルヘッドフォンアンプの特集を掲載する予定。そちらもぜひチェックしてみてほしい。