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Officeで始める快適Mac生活 第2回

Office for Mac 2011 で、 リボン、SkyDrive を使いこなすには

2013年11月01日 15時00分更新

文● 海上忍

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Office Web Appとの連携も

 Microsoftは、Microsoftアカウントの保有者向けに「Office Web Apps」というOfficeのWebアプリを提供している。Mac/Windowsにインストールされたオフライン版に比べると機能は限定的だが、WordやExcel、PowerPointの文書を開くことができる。ただ開くだけでなく、編集できることがポイントだ。

 SkyDriveとOffice Web Appsは統合されているので、シームレスにSkyDriveと文書をやり取りできる。SkyDriveのWebサイトにサインインすれば、SkyDriveに保存した文書を直接開けるうえ、新規文書の作成もWebから開始することができる。

 たとえば、Officeがインストールされていないパソコンで作業中に文書作成を思い立ったときでも、SkyDriveのサイトで文書の作成を開始し、(SkyDriveに)文書を保存しておき、後日Officeがインストールされたパソコンで仕上げ作業を続行する、といった使い方も可能になる。

 他のMicosoftアカウントを持つユーザと文書を共有することも可能だ。Word Web AppとExcel Web App、OneNote Webはリアルタイムの共同編集に対応しているので、1つの文書を他のユーザーと同時につくりあげる、といった使い方もできる。

 もちろん、Office Web AppsはMacでも変わらず利用できる。SafariのほかChrome、Firefoxが対応ブラウザとして正式サポートされているため、Windowsから使う場合と機能的にはまったく同じと考えていい。

「Office Web App」はSkyDriveのWebサイトから呼び出すことができる。新規文書も「作成」メニューから作成できる

Mac/Windows版Officeほど多機能ではないものの、複雑な表組も表示/編集できるほどの高い互換性を備えている

SkyDrive上で開いた文書を、Macの接WordやExcelで開くこともできる。簡易な編集機能で足りる場合は、そのままOffice Web Appで作業すればいい

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