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リボン、VBA、Outlook採用で生まれ変わった!

「Office for mac 2011」の全容(前編)

2010年10月06日 12時00分更新

文● 海上忍

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Macにも「リボンインターフェース」

 Windows版Microsoft Office 2007で初登場した「リボンインターフェース」の採用は、「Microsoft Office for Mac 2011」最大級のトピックといえる。Office 2008 for Macにも、リボンに影響を受けた「エレメンツギャラリー」が採用されていたが、今回は現在Technical Previewが公開中のWindows版Office 2010に近いデザインに改められ、違和感なくMac/Windows版を行き来できるようになった。

アイコンデザイン一新、リボンインターフェースの採用やVBA復活など機能強化された「Microsoft Office for mac 2011」

 ちなみにOffice for Mac 2011では、主要APIとして従来のCarbonに代わりCocoaを採用、Core Animationフレームワークによるアニメーション処理も実現している。このことからもうかがえるように、Windows版のリボンがそのまま移植されたわけではなく、メニューバーやツールバーなどMac用アプリに共通のインターフェースは残されている。リボンを非表示にして、より広い作業スペースを確保することも可能だ。

 
Windows版Officeに採用されていた「リボンインターフェース」がMac版にも登場
リボンに表示される内容は、文書上で選択している項目により変化する

ついに登場「Outlook for Mac」

 もうひとつの目玉が、Windows版Officeでは定番のスケジューラー兼メールクライアントソフト「Outlook」の導入だ。Office 2008 for Macまで採用されてきたEntourageと同等の機能を実現しつつも、Cocoa APIベースの新しいアプリケーションとして開発されている。Mac OS Xとの親和性も高く、Spotlightによる全文検索やTime Machineでのバックアップにも対応している。

 Outlookの名を冠するだけに、Windows版との高い互換性も備えている。メールボックスや連絡先などを含む個人データファイル(Outlook 2003以降のPSTファイル)をインポートできるほか、Exchange Serverのクライアント機能(Excahnge Server 2007 SP1以降に対応)も利用できる。

スケジューラー兼メールクライアント「Outlook」がMacに登場
Windows版OutlookからデータをインポートできるCocoa APIベースで開発されたこともあり、Spotlightを利用した検索などMac OS Xとの親和性も高い

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