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痛車でラリー! メロンインテ3年目は頂点への戦い 第8回

前人未踏の域へ! メロン号、丹後半島ラリーで完勝

2012年09月12日 18時00分更新

文● 中村信博 ●撮影/中島正義、うえのふみお

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すべてのステージでベスト!
これでラリー北海道への弾みがついた!

 ヤッタ────!! メロンブックスインテグラ、第6戦「丹後半島ラリー」全13ステージすべてでベストタイムを獲得して、完全制覇でJN-3クラス優勝。文字通りの大記録を達成だ!!

最終ステージを終えて、圧倒的大差で最終タイムコントロールへと入ったメロン号。車両保管を受ける前に重量計測器に乗って、重量違反が無いかチェックを受ける

「丹後半島ラリー2012」各クラス優勝クルー。左から順番に、JN-4クラスは勝田範彦選手/足立さやか選手。JN-3クラス眞貝知志選手/漆戸あゆみ選手。JN-2クラス川名賢選手/小坂典嵩選手。JN-1クラス松岡竜也選手/縄田幸裕選手

眞貝知志選手(ドライバー)「前回、勝てたはずのイベントをみすみす棒に振ってしまい、一番の勝負どころである北海道戦を前に良い流れに戻して、チームのモチベーションを上げておかねばなりませんでした。そのためにも今回は必ず勝ちたいと思っていたので、最高の結果に終われてよかったです」

漆戸あゆみ選手(コドライバー)「前回をリタイヤに終わってしまったので、今回のイベントにはかなりのプレッシャーがありました。その中で全SSベストという最高の結果が残せて、すごくホッとしています」

今回は眞貝選手、そして漆戸選手ともに、大きなプレッシャーの中で素晴らしい仕事をしてくれた。次戦からはコドライバーに田中直哉選手が復帰、最強のコンビで北海道のビッグイベントを戦うことになる

2012 全日本ラリー 第6戦 丹後半島ラリー2012  ハイライト(MoTVより)

 今回のクラス優勝により、フルポイント16点(イペントポイント10+デイポイント6)のシリーズポイントを得たMRCは、ドライバーズランキング2位に浮上。現在トップをひた走るBOOBOWブーンとの差を11.5ポイントとして、今年最大の勝負どころとなる第7戦「RALLY HOKKAIDO」をむかえる。

 全日本ラリー選手権第7戦「RALLY HOKKAIDO」(9月14~16日)は、アジア=パシフィックラリー選手権とあわせて開催されるビッグイベントで、帯広を基点に十勝平野全体を競技フィールドとする日本最大、かつ最難関のイベントだ。昨年、メロン号は1日目のSS5で転倒リタイヤに終わったが、今年はその経験を踏まえた上でマシンに様々な対策を施してのぞむ事になる。

 北の大地でくり広げられるグラベル決戦、果たしてメロンブックスインテグラにどのような結果が待っているのか。今回の「丹後半島ラリー」レポートがアップされたあと、それは明らかとなっているはずだ。

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