カメラ機能自体に
エフェクトや加工機能がある
標準のカメラアプリ自体にエフェクト関連のメニューがある場合は、より加工がしやすい。ただし機種によって用意されているメニューはさまざまだ。たとえばGALAXY Sの場合は、撮影モードで選択できる「ビンテージ撮影」「分割撮影」「アクション撮影」「マンガモード」あたりが該当するが、ドコモ「Xperia ray SO-03C」にはカメラ機能にエフェクト系のメニューは見当たらない。
一方国内メーカー製のau「REGZA Phone IS11T」では、撮影直後に画像の切り取り、明るさやコントラストの調整、色味の変更、シャープネス、フレームの付加、スタンプや手描きのイラストの挿入など、本格的な写真編集から、ケータイでおなじみのデコレーション風の加工まで、多彩な編集が可能だ。IS11Tの場合は後述するがAndroid端末で一般的な標準アプリ「ギャラリー」がない代わりに「メディアファイル」で写真の確認ができる。このなかで撮影直後に用意されるメニューと同じ画像編集も可能だ。
さらにシャープ製のau「AQUOS PHONE IS11SH」では「魚眼カメラ」「ミニチュアライズカメラ」をカメラのメニューで選択できる。その名の通りトイカメラ風の機能だ。また次に紹介する「モシモカメラ」も、アプリがインストールされているだけでなくカメラのメニューでも選べるようになっている。
ポピュラーなエフェクトアプリ
「モシモカメラ」を使う
端末自体の画像の加工やエフェクト機能がイマイチでも、加工用にアプリをプリインストールしていることがある。特に最近多いのが「モシモカメラ」だ。モシモカメラではあらかじめ用意されたエフェクトや写真の背景でデコレーションする。プリクラ感覚で使えるアプリだ。
10種類以上のエフェクトが用意されており、写真を選択して後から加工できる場合と、エフェクトを選択してから撮影する場合がある。顔検出タイプのエフェクトもあり、楽しく加工するには最適なアプリだ。3D対応のスマートフォンでは「モシモカメラ3D」という、専用のモシモカメラがインストールされていることもある。
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