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いま旬のビジネスPC 第24回

GPU自動切り替えで、高性能&バッテリー寿命を両立!?

Optimusに対応した「ThinkPad T410s」検証

2010年12月06日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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デスクトップPC並みのパフォーマンスを発揮

 では、T410sのパフォーマンス計測に移りたい。PC全体のパフォーマンスチェックには「CrystalMark 2004R3」を使用した。

「CrystalMark 2004R3」の結果

Windows エクスペリエンス インデックスの結果

 全体的なパフォーマンスは高く、グラフィックス性能もやはり高い。ただ、HDDが1.8インチの5400rpmだけあり、HDD性能のスコアは2.5インチの5400rpmが10000前後のスコアを記録することを考えると低い値となっている。

 しかし、Office文書の表示や編集作業、Webブラウザーの起動・閲覧速度がもたつくといったことはなく、文書作成中心のビジネス用途で困ることはあまりないように思えた。

 また、バッテリー駆動時間も計測している。計測ソフトには「BBench」を使い、Web巡回とキーストロークはONにしている。PC側の設定は無線LANをON、Windowsの設定で電源プランは「省電力」に、そして輝度はスライドバーで約50%に設定した。

PC側の電源設定

 そして、バッテリーは標準の6セルバッテリーを使用している。なお、輝度50%でも画面が暗くて見にくいということはなかった。

標準バッテリーは6セル

ACアダプターは手のひらサイズ

「BBench」での測定結果は、3時間31分32秒

 結果は3時間31分32秒となった。社内における会議や打ち合わせ用途では十分な持ち時間と言えるだろう。

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